笹川平和財団より、海守会員の皆様へお知らせです。
〜以下、笹川平和財団より〜
シンポジウムのご案内
「島嶼国を取巻く海洋環境の保全・保護を考える-共通の財産を守るための提言」
珊瑚礁、マングローブ林をはじめとする多様な生態系の保全と陸上・海洋生物資源の持続的な利用と保存管理は、太平洋島嶼国における生活と文化の向上にあたって、欠くことのできない基盤となっており、1997年以来3年ごとに開催されている太平洋・島サミットの場でも重要議題として取り上げられています。このたび笹川平和財団は、第五回太平洋・島サミット(PALM5)開催の機会を活用し、前パラオ大統領レメンゲサウ氏をはじめとする太平洋島嶼地域の有識者とNGOをお招きし、固形・液体廃棄物による海洋汚染、自然保護区をはじめとした環境分野における共同体構想の具体化に向けた討議を行い、サミットに対する提言を行います。多くの方のご参加をお待ちしております!
主催笹川平和財団·笹川太平洋島嶼国基金
日時2009年5月14日(木)10:00〜16:30 (9:30〜受付開始)
会場日本財団ビル2階大会議室(港区赤坂1−2−2)
(地下鉄銀座線・虎ノ門駅または溜池山王駅より徒歩5分)
その他参加費無料、日英同時通訳付
申込方法お名前、ご所属(役職)、ご連絡先(住所、TEL、FAX、E-mail)を5月13日(水)までにメール(island-seminar@spf.or.jp)、あるいはFAX(03-6229-5473)でお送り下さい。
事務局笹川太平洋島嶼国基金 世古、大谷
(E-mail:island-seminar@spf.or.jp
TEL:03-6229-5450/FAX:03-6229-5473)
※ お申込の際に皆様から頂戴する個人情報は、当財団の主催または講演によるセミナー、講演会等のご案内の送付に使わせていただきます。
プログラム10:00−10:10開会挨拶 笹川平和財団 羽生次郎会長
10:10−10:20日本財団 笹川陽平会長
10:20−10:50基調講演1レメンゲサウ上院議員(ビデオメッセージ)
10:50−11:20基調講演2石弘之東京農業大学教授
11:20−11:30コーヒーブレーク
11:30−12:15 セッション1 ミクロネシアの経験
(1)ミクロネシア・チャレンジ〜次世代に向けた生物多様性の保全と気候変動への適応への地域戦略
チャーリン・メルサイ ミクロネシア・チャレンジ地域調整官(パラオ)
(2)レイマンロック〜自然資源管理に対するマーシャル諸島国家戦略
アルボン・イショダ マーシャル諸島海洋資源局
コメンテーター:マリオン・ヘンリー
ミクロネシア連邦資源開発省資源管理開発局副局長
12:15−13:30質疑応答
12:15−13:30昼休み
13:30−14:15セッション2 メラネシアの経験から
(1)ローカルコミュニティのエンパワーメント〜メラネシアの沿岸地域の生物多様性と環境保全の鍵ジェーン・モギナ博士 ママ・グラウン保全基金事務局長、(パプアニューギニア)
(2)太平洋海洋世界の保全におけるメディアの重要な役割
ウラミラ・ラッグ パシフィック・ウェーブ・ネットワーク、
コーディネーター(フィジー)
14:15−15:00セッション3 ポリネシアの経験から
(1)ローカルコミュニティのエンパワーメント〜メラネシアの沿岸地域の生物多様性と環境保全の鍵
ジャクリーン・エバンス テ・イプカレア・ソサエティ(クック諸島)
(2)サモアにおける海洋汚染と海洋保護区アプローチ
ナオミ・アウヴァエ サモア天然資源・環境省開発企画官
ジェーン・モギナ博士 ママ・グラウン保全基金事務局長
14:45−15:00質疑応答
15:00−15:20コーヒーブレーク
15:20−16:30セッション4 提言討議と採択