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海の家 [2007年08月30日(Thu)]
1シーズンで700万人以上の来客者を集める海水浴のメッカ「湘南」で
全国に先駆けたエコプロジェクトが2つ実施されました。

≪江ノ島:無洗米で水質保全≫
藤沢市片瀬海水浴場の「海の家」で販売される料理のコメに
すべて無洗米が使われました。
ホクレンと江ノ島海水浴場営業組合が共同で取り組んだ初の試みで
炊飯時にでる排水とヌカの排出量を抑え、海の水質保全を図ることが目的です。
同組合に加盟する17店全てが参加し、しらす丼やカレーライスとして
約2tの無洗米が消費され、評判も上々だったようです。
コメのとぎ汁は、栄養分が多く自然分解が進みにくいため
以前から水質汚染の1原因として問題視されていました。

≪逗子:微生物を利用した砂浜浄化≫
逗子市の呼びかけに応じて、逗子海水浴場の「海の家」22軒が
国内で初めて微生物を利用した排水の浄化を行いました。
これまで浸透マスといわれるパイプを通して、そのまま砂浜の地下に
浸み込ませて処理していた排水を、有機物を食べる微生物と混ぜてから
排出することによって、養分過多による水質汚染や、大腸菌・悪臭の発生を
抑えることに成功しました。

どちらも始まったばかりの試みですから、有効性には検証が必要でしょうが
「海の家」という場所から始まった「海を守る活動」に期待を込めてご紹介しました。
木星・秋の星雲などが見られるかも? [2007年08月30日(Thu)]
【対象地域:第六管区内にお住まいの方】

今年で136回目となる「水路記念日9/12」に関連して、岡山県の美星水路観測所では、星食観測などの天体観測と施設の一般公開が催されます。
当日は【木星】【木星の衛星】【天王星】【海王星】 などがご覧になれる予定です。

●日時
9/15(土)〜17(月・祝)
施設公開 : 13:00〜17:00
天体観望会 : 19:30〜21:30

●場所
美星水路観測所
〒714-1405 岡山県井原市美星町宇戸字大山1165-14
TEL / FAX 0866-87-3355

●交通
井原線矢掛駅前からは、北振バス(三山線)で、
谷下バス停下車、徒歩約40分(2.7km)ですので車の利用が便利です。
夜間は路線バスの運行はありません。 (駐車場10台分あり)

●参加受付方法
直接観測所までお越し下さい。
参加対象者:小、中、高校生及び一般

●内容
60cmの反射式天体望遠鏡
天体観測施設の一般公開

●その他
天候に関わらず施設公開は実施します。
観望会については天候により中止する場合があります。
美星天文台とお間違いにならないようにご注意下さい。

●問い合わせ先
第六管区海上保安本部
美星水路観測所 (担当:蒲池)
電話:0866-87-3355


      【木星】 撮影:美星水路観測所
新潟の海は安全です! [2007年08月23日(Thu)]
今週も中越沖地震に関連した記事をお伝えします。

ライフラインの復旧が急ピッチで進められている
中越沖地震の被災地ですが、被害は形あるものにとどまりません。
被災地を、ゆっくりと、しかし確実に苦しめる「風評被害」が深刻です。

地震をきっかけに東京電力柏崎刈羽原発の安全性に懸念が広がり
その影響が観光や漁業などに大きななダメージを与えています。
8月上旬までに、宿泊施設では3万人以上のキャンセルが相次ぎ
水産物の出荷は大幅に停滞、卸値が例年の半値以下になる魚も
多いようです。市場では
「放射能汚染を心配する消費者が多く、新潟産は安くても売れない」
との声が強く、回復への道筋は容易ではないようです。

そこで今回は、先日発表された国際原子力機関(IAEA)調査団による
柏崎刈羽原発の調査結果をお知らせします。
草の根ではありますが、この記事により少しでも多くの方に
誤った認識を改めていただき、海産物などへの風評被害が
軽減されることを祈ります。

≪IAEA調査団による調査結果≫
原発の安全調査のために来日したIAEA調査団は
共同通信社の取材に対して
「原発から海に流れ出た放射性物質はごく少量であり
 周辺海域で獲れた海産物を食べても安全で、全く問題ない」
と述べ、現在みられる風評を誤った理解だとしました。

また、新潟県水産課も
「海が汚染されているのではないか?」
との問合せが殺到したことをうけて、マダイ、モズクなど海産物30点を調べ
放射性物質は検出されなかったとの結果を発表しました。

食の安全に対する考え方は様々だと思いますが、個人的には
度重なる自然災害に苦しんでいる被災地へのエールを込めて
新潟産の魚介類をドンドン食べたいと思っています。
実は、私の友人も今回被災したので、心ばかりの見舞いを送りました。
しばらくすると、彼から礼として鯛が届いたのですが
立派すぎて恐縮したところ、風評もあって売れないために激安だったとか。
以来、ちょくちょく買ってもらっているのですが
財布には優しいものの、反面「本当に売れないのだな。」という実感が湧き
なんともいえない気持ちで鯛パーティーを開いております。

頑張れ新潟!

文責:海守事務局 三浦翔太
情報提供:共同通信社(海運水産ニュース)
「手ぶらで、お気軽、ゴミ拾い」 [2007年08月23日(Thu)]
【対象地域:第三管区内にお住まいの方】

みなさんは、
「ゴミ拾いしてみようかな〜」
「ゴミ拾いって準備が面倒くさいな〜」
「自分のペースで気軽に拾いたいな〜」
と思ったりする事ありませんか?

2006年より江の島と海岸をキレイにするために、
活動をしている「海さくら」(古沢工業株式会社、海さくら事務局)では
いつでも気が向いた時にゴミ拾いができる
「手ぶらで、お気軽、ゴミ拾いin 江ノ島」
を開催しています。

江ノ島に行き、「ちょっとゴミが多いから拾いたいなあ」と、ふと思った方
「ゴミ拾いに興味があるけど、ボランティア団体に連絡するのが少し面倒」と
思っていた方に是非おすすめです。

●時間
10:30〜16:30 (毎日)
●場所
江の島観光案内所
江ノ島大橋を渡ってすぐ近くにありますが
たまに閉まっている時があるとのことです。
●詳細
・トング
・ゴミ袋(可燃・不燃)
・拾ったゴミを置いていただく場所の用紙(地図)
を江ノ島観光案内所で受け取ってください。

トングを持って、好きなだけゴミを拾ってください。
ゴミ袋の封をして指定された場所に置き
トングを江の島観光案内所に返却して下さい。
拾ったゴミの袋数を記入し16:30までに返却して終了です。
津波から身を守る [2007年08月16日(Thu)]
04年12月23日に発生した中越地震からの復興を遂げつつあった
中越地方を、またもや大地震が襲ってから今日で1ヶ月です。
あらためて、犠牲になった方々のご冥福と一刻も早い地域復興を
お祈りしたいと思います。

そんな8/16、関東地方では早朝からM5.3の地震が発生しました。
最大震度は4程度で、目立った被害こそなかったものの
ベットで寝ていた私は「いよいよ来たかな?」と少々怯えました。
怯えたためかその後は眠れず、用務先を経て出勤すると
今度はペルー沖でM7.9の地震です。
地震に敏感になっているためか、すぐに2004年末のスマトラ沖地震を
思い出しました。押し寄せた濁流が町を襲う映像をご記憶の方も多い
でしょうが、あの津波では22,000人もの方が亡くなったと聞いています。
この津波は遠くインドネシアで起きた災害ですが、地震大国に暮す
私たち日本人にとって、決して対岸の火事ではないのです。
日常生活ではほとんど意識しないかもしれませんが
だからこそ詳しく知らない「津波」について「津波から身を守る」と題して
お伝えします。
ポイントは「いかにして身を守るか?」この1点です。
小難しいメカニズムは全て省略しますので、ご一読ください。

≪あなたは自分と大切な人を守れますか?≫
ある昼下がり、自宅や出先(いずれも海辺を想定)で震度4の津波が発生。
津波警報が出たらしいが、海は至って穏やかで、津波の前兆として有名な
急激な引き潮もなく、揺れもおさまった。
さて、この状態で、あなたならどう行動しますか?
気象庁が行ったあるアンケートによると、なんと2/3もの人が
「自分で情報を集めてから総合的に判断。すぐには避難しない」
と回答したそうです。
また、同調査では「大津波の前には必ず水が引く」と思っている人が
75%に上ることが分かりました。

恥ずかしながら、私も「必ず水が引く」と思っていたのですが
これは間違えです。
東大地震研究所によると、津波には大きく分けて「引き波」と「押し波」があり
「引き波」では水が引いてから波がくるが、「押し波」の場合は突然波が
押し寄せてくるそうです。
また、津波は沖合いではジェット機並み、浅瀬でも新幹線並みのスピードで
襲ってくるそうで、海岸で津波が見えてからでは、とても逃げ切れないのです。

≪海辺で地震に遭ったら≫
@震度4以上の揺れor弱くても長い揺れがあったら直ぐに高所に避難する。
 (避難してから冷静に情報を集めましょう)
A地震を感じなくても、津波警報や注意報が出たら直ぐに避難。
 (押し波の場合、津波は突然襲ってきます)
B警報や注意報が解除されるまでは避難を続ける。
 (地震から12時間後に到着する津波や、大きくなりながら何度も押し寄せる
 津波もあります)
C避難するときは、川沿いを避ける。
 (津波は河川を遡ることがあり危険です)
D引潮でもないのに急激に水が引く現象は津波の前兆ですが
 水の引かない津波もあります。


大津波は、地震に比べて発生頻度が少なくいために、ついつい無関心に
なりがちですが、一度発生すれば、その被害は甚大です。
93年の北海道南西沖地震では198人、83年の日本海中部地震では
100人もの方が津波で亡くなっています。
地震大国に暮らす者としては、いつ襲うとも知れぬ災害にこそ
正しい知識をもって備えたいものです。
「アンドロメダ大星雲」が見れるかも? [2007年08月16日(Thu)]
【対象地域:第四管区第五管区内にお住まいの方】

和歌山県にある下里水路観測所では、近年の人工衛星観測技術によって、
船が航海するために必要な航海暦や、より正確に本土や離島の位置を示す事ができます。
今回、「水路記念日9/12」に関連して、天体望会やレーザー測距装置を使った
観測実演が催されます。当日は【木星】 【アンドロメダ大星雲】 がご覧になれる予定です。

【アンドロメダ大星雲】

●日時
9/14(金)、15(土)14:00〜21:00
(施設公開及び天体観望会)

●場所
下里水路観測所
〒649-5142 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町下里1981
TEL 0735-58-0084 FAX 0735-58-1535

●夜間観望会 当日の条件
(14日 日没18:06 月齢6.0)
(15日 日没18:04 月齢7.0)

●申し込み
直接観測所までお越し下さい。

●交通
JR下里駅(紀勢本線)から下里天満地区方面へ約2.5q (駐車場20台分あり)

●主な公開施設
62cmの反射式天体望遠鏡
人工衛星レーザー測距装置

●その他
天候に関わらず施設公開は実施します。
観望会については天候により中止する場合があります。
珊瑚礁の危機 [2007年08月09日(Thu)]
海守会員からの緊急要請 『求む!サンゴの白化情報』

7月末頃から、国内各地のサンゴ礁で深刻な白化現象が観察されて
います。問題解決の糸口を見つけるためのデータ集めにご協力ください!

地球上の生物が作り出す最大の天然構造物であるサンゴ礁は
単に美しいだけでなく、海の環境や生態系にとって非常に重要です。
数億年もの間、海に多くの酸素を供給しながら、非常に複雑な生態系を
築きあげてきたサンゴ礁は、まさに「海のゆりかご」であり
命が生まれ、命が集まるところなのです。

サンゴ礁は刺胞動物というグループに属すサンゴ(ポプリ)という
小さな動物が集まって形成されています。サンゴ(ポプリ)は動物ですから
自ら触手を出してエサを採ることもありますし、卵も産めば、ウンチもします。
そして、サンゴは体内に褐虫藻という植物プランクトンを宿し
その褐虫藻が光合成によって生み出した栄養の一部をもらって生きて
いるのですが、白化現象は、この褐虫藻がサンゴから抜け出てしまって
表面が彩色を失い白くなってしまう現象です。
褐虫藻がいなくなり、白い状態が続くと、やがてサンゴは死んでしまいます。
98年に地球規模で発生した白化では、世界のサンゴ礁の1/6が死滅した
といわれています。


白化現象によるサンゴ大量死の原因は、海水温上昇や海へ流れ出る
土砂の影響などが有力視されていますが、詳しいメカニズムは不明です。
今、私たちに出来ることは、簡単な観察例でもいいので、出来るだけ
多くの地点でサンゴの状態を記録し、被害状況のデータ集めに協力する
ことです。

下記の調査項目について、皆さんからの情報提供をお待ちしています!
集められた情報は、海の環境保全活動などを推進している専門家の
集まりである「海辺の環境教育フォーラム・サンゴチーム」によって集計
分析され、貴重なサンゴ礁を守るための基礎データとして活用されます。

※この記事は、サンゴの保全活動を行っている海守会員からの要請に基づき
 配信したものです。

≪調査について≫
※「○○のサンゴは白化していない」という情報も貴重なデータになります。
※同じ場所でも、日を変えて繰り返し情報提供してください。(週1回程度)
※なるべく多くの情報を必要としています。お知り合い等にもご紹介ください。
※募集期間は設けませんので、旅行先などからもご提供ください。

≪調査項目≫
以下の項目を調査し(coral@umimori.jp)まで送ってください。
@海岸またはポイント名(詳細にお願いします)
A観察日時
Bサンゴを観察した水深
C水温
D白化の程度(全体的/部分的/ほとんど白化していない)
Eサンゴ以外の生物の大量死(有り/無し) ある場合はその種類
F報告者名と連絡先
※速報として、場所と日時と白化しているか否かだけでも歓迎です。
※GPS座標や写真があれば添付してください。
※その他、気づいたことがあれば付記してください。
 (オニヒトデの大量発生など)
体験航海・総合訓練 [2007年08月09日(Thu)]
【対象地域:第六管区内にお住まいの方】

第六管区海上保安本部では、地域の方々に海上保安庁を理解していただくために、
大型巡視船に体験乗船し総合訓練見学を実施します。
日頃目にする機会の少ない海上保安業務や
巡視船艇・航空機などが集結する好機会です。
応募受付は8/31までですので、お早めにどうぞ!



〜体験航海・総合訓練〜
●日時:9/17(月・祝)
●乗船場所:広島市南区宇品海岸広島港外貿埠頭(1万トンバース)
●受付:12:00〜12:50(時間を過ぎますとご乗船できません。)
●体験航海:13:00〜15:40(下船は16時頃です。)
●航海海域乗船場所〜宮島沖までの間
●内容:
・「巡視船こじま」体験航海
・潜水士とヘリコプターの救助訓練
・巡視船とヘリコプターの容疑船舶捕捉訓練
・巡視艇による放水訓練
※訓練内容は変更することがあります。また、悪天候等の理由で体験航海・総合訓練の
全部または一部を中止することがあります。

〜海上保安展〜
●実施日:9/17(月・祝) 09:00〜17:00
●場所:宇品波止場公園インフォメーションセンター
●内容:
・海上保安庁の業務紹介
・各種資機材等の展示
・ペーパークラフトなど
※海上保安展は、体験航海・総合訓練の実施中も開催します。

〜乗船者の公募〜
●公募人数約500人(応募多数の場合は抽選、小学生以下は保護者同伴)
※乗船する巡視船は、甲板上突起物等が多数あり注意が必要です。
●応募要領往復はがきに希望者全員(1枚に4名以内)の住所、氏名、年齢
性別、連絡先電話番号、何を見て応募したかを記入し、8/31必着で
〒734-8560 広島市南区宇品海岸3-10-17
第六管区海上保安本部訓練見学係へ郵送願います。
※応募の際にご連絡いただいた個人情報は、総合訓練の公募事務のみに使用します。
※海守会員は会員番号を記載して応募して下さい!!
●問合せ先
第六管区海上保安本部広報・地域連携室
082-251-5111(内線2111.2117.2118)
第2回 ブログ大賞 [2007年08月08日(Wed)]


〜CANPANからのお知らせ〜

このたびCANPAN(本ブログもCANPANの一部です)が、第2回ブログ大賞を
開催することとなりました。

そこで、8月1日より大賞ノミネートブログの募集が始まりました。
自薦他薦は問わないとのことですので、ご自身のブログはもちろん
お気に入りのブログや応援したいブログなどがありましたら
ぜひご応募ください。締切は8月31日(金)です。
●詳細&応募→ https://blog.canpan.info/blog_awardall/

≪以下、概略≫

−日本を明るく元気にするCANPANブログを募ります−

・募集締切:2007年8月31日(金)

・応募条件:CANPANブログで記事が週3件相当書かれていること。
       原則実名であること、など。

・ブログ大賞発表日:2007年11月8日(木)
 
・賞の種類:
 (1)CANPANブログ大賞
   最も活動を応援したくなるブログ
 (2)カテゴリ賞(仮称)7分野
   ブログのカテゴリごとに最も活動を応援したくなるブログ
 (※)選考委員特別賞
    選考委員会で特に注目された、ユニークで応援したくなる
    情報発信を行っているブログ。

・選考委員長:久米信行(久米繊維工業株式会社 代表取締役社長)

◆詳細は「CANPANブログ大賞・公式ブログ」をご覧ください。
 https://blog.canpan.info/blog_awardall/
アワビでお縄 [2007年08月02日(Thu)]
海上保安庁からの注意喚起です。

最盛期のサザエやアワビを狙った密漁で
今年も大勢が検挙されています。
営利を目的とした本格的(?)な密猟者もいるようですが
ちょっとした出来心から今宵のツマミを調達していたところ
お縄になってしまったというケースも多いようです。
中にはアワビ数個で検挙された例もあり
「自分で食べるぐらいは採ってもいいんじゃない」と思っている方も
多いのではないでしょうか?

しかし、貝類やエビなど、あまり泳ぎ周らずに、一生を一定の海域で
過ごす魚介類の大半は、法律により捕獲が制限されていて
原則的に採ることはできません。例え1つでも、密漁という犯罪です。
●詳しくは本ブログ「どこからが密漁なの?」を参照してください。

「そんなに厳しくしなくても」とお感じになる方もいるかもしれませんが
貝類やエビなどは、一度乱獲してしまうと、あっという間に激減して
しまいます。
そこで、漁協などが中心となって、放流や漁獲制限などが行われ
かなり厳正に管理されているのです。
ですから、例え少量といえどもルール違反は見過ごせません。
一人ひとりが採る量は少なくても、大勢が何度も取れば
資源保護に深刻なダメージを与えるわけですから。
また、放流や漁獲制限などの経済的負担をしている管理者からすれば
外からヒョイとやってきて、貴重な資源を採られたのではたまらない
と思うのも当然のことです。
そこで、海保も法律に基づき、厳しい取締を実施しているわけです。

食卓やバーベキューに花を添えるサザエやアワビ。
安いのもではありませんので、目の前の海にいるとなれば
ついつい採りたくなるものです。
ですが、アワビ数個でお縄になっては悲惨ですし
「ちょっとだから、自分は大丈夫」とい考えは危険です。
検挙された人は、口々に「少しだし、まさか自分が捕まるとは」
と話すそうですよ。

皆さん、くれぐれもお気をつけください。