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書籍プレゼント「東日本大震災〜そのとき海上保安官は〜」 (09/25) [url=“http://www.mooreshand.com/wp-includes/js/tinymce/utils/validate.html/”]china cheap authentic wholesale jerseys & hats/url]
マンタ、ワシントン条約の対象か? (09/22) 田中藤夫
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このブログについて [2007年03月29日(Thu)]
ご愛読の皆様へ

いつも多くのアクセスと、コメント&メールをありがとうございます。
今年度の週刊:萬 (よろず)ニュースは、本日号で最終となりました。
来年度からも、よりフレッシュで面白い情報をお届けできるように
全力を尽くしますので、一層のご支援をお願いします。

また、皆様からのご意見やご感想、ご要望は大変ありがたく
常に参考にさせていただいております。
いただいたコメントなどには全てお返事したいところですが
時間も足らず、ご容赦ください・・・
今回は「記事上部のイメージと文字が重なり読みにくい」との
ご指摘をうけて、デザインの変更をすることにしました。
今後ともよろしくお願いします。

海守事務局 担当:三浦翔太
海守事務局より [2007年03月29日(Thu)]
今年度は今日が最後の萬ニュース(週刊)となります。
おかげさまで、このブログには年間に約10万回ものアクセスが
ありました。
ご愛読の皆さんや、情報提供者、様々なご指導をいただいた皆様に
あらためて御礼申し上げます。

冒頭に海守事務局より、ご報告です。
昨年4月より事務局を率いてきた庄村が、明日で勇退いたします。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
新年度からは稲村が事務局のチーフとして着任いたしますので
よろしくお願いします。

事務局のある東京都港区周辺では桜が満開に近づき
新たな1年の始まりを告げています。
あちらこちらで「新たなスタート」に接する季節ですが
あさってから、海上保安庁にも新システムが導入されます。
「118番通報における位置情報通知システム」です。
このシステムは、携帯電話などから118番通報があった際に
即座に発信源を地図上に表示さることができ
緊急性のある事件や事故に際して、特に期待が寄せられています。

新システム導入にあたって、積極的な118番通報をお願いします!
日本は3.4万km以上の海岸線と6800個以上の島で形成されて
いるのですが、その海岸線と世界で6番目に広い排他的経済水域を
わずか1.2万人の海上保安庁が守っているのです。
全国の警察官、約25万人と比べても随分と少ないですよね。
そこで、私たち市民の出番です。
自分たちが事件や事故に遭遇した時はもちろんですが
不法行為や危険行動、環境破壊などを目撃した際は積極的に
118番に通報してください。
日本の海を守るのは、私たちの「目」と「意識」です。
※確信が持てなない場合でも情報提供は歓迎とのこと。
※秘密保持などの対応も万全です。

今年度の締めくくりに、海上保安庁が特に必要としている情報のうち
一般の方の目に付きやすい通報の具体例をお知らせします。
@海で遭難している船や人を見た。
A夜間無灯火など、不審な船を見た。
B海に油やごみを捨てている船や人を見た。
※時間、場所、状況、特徴など、出来るだけ詳しくお知らせください。
※海守会員の方は、通報の際に会員であることを申し添えてください。
 追加確認などに必要な場合があります。
輝け!絶海の孤島!沖ノ鳥島!! [2007年03月22日(Thu)]
先週の3月16日(金)、東京から約1,740km南方に位置する日本最南端の島、沖ノ鳥島に新たな灯台が誕生しました。その名も『沖ノ鳥島灯台』といいます。もちろん日本最南端の灯台です!一体どういった経緯で設置されたのでしょうか。また、設置するとこの意味は?
前々回の記事「マラッカ大動脈」でもご紹介しましたが、この灯台設置にも日本財団の取り組みが活かされているのです。

≪沖ノ鳥島って?≫
沖ノ鳥島(愛着を込めて、以下オキトリとします)について、おさらいです。
オキトリは、日本最南端の島として存在し、東京都小笠原村に属し、沖ノ鳥島1番地、2番地として住所を持っています。また、排他的経済水域は、日本の国土面積を上回る40万平方kmも有するとてつもなく大切な島なのです。これを有することによって、海底鉱山資源物、遠洋漁業やエネルギー開発など日本にとってその価値は計り知れません。また、オキトリは北回帰線以南にある我が国唯一の熱帯気候の領土でもあります。(これは、ホノルル(ハワイ)とほぼ同位置!)

この島をご存じない方、「コンクリートと消波ブロックに囲まれた島」といえばイメージが湧くのでは?でも実態は珊瑚で構成される環礁で、その中に浮かぶ2つの島からなっているのです!また、周辺海域は1,000mを越える水深で(ちょうど富士山を沈めた感じ!)、太平洋の真ん中に東西4.5Km、南北1.7Kmの環礁が浮き上がるのです!

この大切な大切なオキトリですが、この島が置かれている環境は苛酷です。那覇からでも片道40時間以上もかかるため容易に近づけない絶海に位置し、気象環境もとても厳しい所です。何せ台風が発生するエリアですからね。

≪灯台設置までの経緯≫
日本財団は、2004年11月、2005年3月の2度にわたり、民間視察団を派遣し、現地調査を行ないました。その報告書の中に、

1. 灯台などといった航路標識の設置計画
2. 沖ノ鳥島再生計画
3. 海洋の温度差を利用した発電計画

以上3つを最重要課題として掲げ、調査・提言をされたようです。今回は、その1番目の項目が実現したわけです!『沖ノ鳥島灯台』の運用が開始されたことで、オキトリは世界の海図にデビューすることになります。(3月30日の水路通報に載ります!)
これも立派な経済活動!!これら2度にわたる視察・調査の報告書は下記を参照してください!見ごたえ充分!!

「沖ノ鳥島の有効利用を目的とした視察団」報告書
「沖ノ鳥島における経済活動を促進させる調査団」報告書−詳細版−

≪これも必見!!≫
ここに至るまで、日本財団が行なった沖ノ鳥島への取組みが全て確認できます!
2004年11月19日 「沖ノ鳥島に関するセミナー」が開催されました
2004年12月01日 沖ノ鳥島 民間初の視察団!【報告】
2004年12月16日 【沖ノ鳥島】の国際法上の地位について(視察報告会より)
2005年04月17日 沖ノ鳥島の調査報告(第2次民間調査団)
2007年03月20日 沖ノ鳥島に灯台 日本最南端の航路標識

日本財団ブログマガジン
ボランティアと講習 [2007年03月22日(Thu)]
出張先の広島から更新です。
広島には来年度(5/19)に開催予定の流出油災害ボランティア基礎講習の準備に来ています。
外からの更新は珍しいことではないのですが、いい機会ですので海守が取り組んでいる流出油災害ボランティア講習について、あらためてご紹介します。

《流出油災害ボランティア講習とは》
ご存知のとおり、日本はエネルギー資源の90%以上を海外から輸入していますが、その代表格が石油類です。数万t〜数10万tもの石油類を積んだ多くのタンカーが毎日のように往来し、私たちの社会を支えています。

ラッシュアワーのように混雑する海域や、強風と大波に荒れる海、時には台風の中をも船は進むのです。もちろん安全には十分な対策が講じられていますが、事故は突如として発生するものです。昨今の大型タンカーは船底が二重構造になっているため、少々のダメージでは積荷は漏れることはありませんが、大事故となれば話は別です。

2006年10月にも、鹿島灘で油流出事故が発生しています。幸いにして、この事故では流出した油の量が限定的だったためにナホトカ号事故ほどの被害はなかったようですが、海岸線が原油で埋め尽くされるような事態に発展する可能性もありました。

政府や関係機関はこのような大事故に備えて様々な準備を講じていますが、どうしても不足するのはマンパワーです。重機や油処理剤が使用できない場所に大量の油が漂着した場合、最終的には人海戦術に頼らざるをえないことがあります。

福井県三国町の海岸にナホトカ号から流出した原油が漂着し、近隣住民の方々やボランティアの皆さんが油にまみれながら油回収にあたっている映像をご記憶の方も多いと思います。28万人ものボランティアによって展開された三国町での油回収作業は、日本人のボランティア感を揺るがすほど大規模なものとなりましたが、一方で多くの問題も露呈しました。

例1:気持ちが先走り、かえって現場を荒らしてしまった。
例2:小さな港町に宿も取らずに人が押し寄せ、難民化した。
例3:原油の性質を知らずに作業に当たり、ガスを吸って倒れる。

そこで、海守では前述のような反省点を活かすため、日本財団の助成をいただき、油防除の専門機関である海上災害防止センターと連携して、リーダー講習と基礎講習を開催しています。

ボランティアとして最低限知っていただきたい基礎知識や作業方法、ボランティアとしての心構えなどを身につけていただくことで、事故現場に集まった素人集団(気持ちはあるが、知識や経験はない方々)の中心的役割を果たしていただけると考えております。また、ナホトカ号事故の際は、作業現場への批判や疑問が押し寄せました。

例1:何でさっさと回収しないんだ。
例2:洗剤は使わないのか?
例3:まだまだ油が残っているのに、やめちゃうの?

このような批判的な世論の強まりは、間接的に現場を疲弊させ、作業の混乱につながりました。海守の流出油災害ボランティア講習には、これまでに548人の方が参加していますが、このような正しい知識をもった方々を育成していくことも、不測の事態への備えとして重要だと考えています。

来年度は全国7カ所で基礎講習を行い、横須賀では2回のリーダー講習を開催する予定ですので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
マラッカ大動脈 [2007年03月15日(Thu)]
海守の助成元である日本財団とマラッカ海峡沿岸3カ国は
クアラルンプールでシンポジウムを開き、マラッカ海峡の航行安全に
向けて、海峡利用国の海運業界などが負担する基金の
設立を目指す方針をかためました。

≪マラッカ海峡?≫
日本人が消費する石油の80%〜90%が、この海峡を通ってきます。
同海峡は我が国の大動脈なのですが、問題がいっぱいです。
例1)狭くて浅いため事故が多発、例2)海賊のメッカ、例3)混み過ぎ

≪他の航路はないの?≫
マラッカ海峡はアジアと中東、アフリカ、ヨーロッパをつなぐ最短ルートです。
次に短いルートでインド洋から日本まで航行すると
3日ほど長い旅になります。
優雅なクルーズなら延長も歓迎ですが、大型タンカーを1日動かすと
毎日1000万円ものお金がかかるので・・・

≪日本財団は?≫
日本財団は、40年近くもマラッカ海峡の安全確保に貢献し
その支援は累積で135億円にも及ぶとのこと。
金額はもとより、その継続力には驚きました。

日常生活ではマラッカ海峡を意識することはないかもしれませんが
皆さんが乗っている車も、きっとマラッカを通って輸入された石油で
動いているはずです。
「海に生かされている日本人」ですね。

詳細はこちらから
プレゼント情報 [2007年03月15日(Thu)]
幕末に太平洋横断を行ったことで名高い蒸気軍艦“咸臨丸”。
しかし、意外な事にその詳細については大きさや寸法を含め
不明な点が多く、明確な写真も残されていません。

今年は“咸臨丸”が建造されてから150年目にあたります。
海守の協力団体である船の科学館ではそれを記念し、
「船の科学館 資料ガイド・シリーズ」の1つとして“咸臨丸”の
ガイドブックを作成したとのことです。
この冊子では、最近オランダで発見された新たな図面をふまえた
精密解剖図や、最新の研究成果がわかりやすく解説されています。

今回、船の科学館のご厚意により、この冊子を20冊いただきましたので
ブログをご覧の方へプレゼントさせていただきます。

ご希望の方は氏名・住所・(海守会員の方は)会員番号を明記の上
blog070315@umimori.jpまでご応募ください。
締切は3/25(日)で、当選は発送をもって代えさせていただきます。
(締切後、1週間以内に発送の予定です。)

また、この冊子は船の科学館マリンショップにて購入可能とのことです。
抽選に外れてしまったものの読んでみたいという方は
マリンショップへお問い合わせください。

船の科学館ガイド7「咸臨丸」
年間15万トン [2007年03月12日(Mon)]
各地の海岸に漂着・漂流するごみ問題で、環境省などの関係省庁会議は
年間15万トンのごみが国内の海岸に漂着しているとの試算を公表しました。

また、2005年に実際に漂着したごみの総重量のうち
外国から流れ着いたとみられるのは、わずか6%で、大半が国内で発生した
ものだったことが判明しました。

「海岸ごみ=外国からの漂着」というイメージが強いのですが
この調査結果によると、主たる犯人は私たち日本人のようです・・・

海守では、海岸ごみ問題に対する今後の取り組みについて
様々な検討を行っています。
ご意見やアイデアをお持ちの方は、ぜひコメントを寄せてください!

≪情報提供:共同通信社(海運水産ニュース)≫
どこからが密漁なのか? [2007年03月08日(Thu)]
春になると、多くの貝類が旬を迎えます。
貝類ファンの私(担当:三浦翔太)としては嬉しい季節ですが
夏場に向けて高騰する貝類を狙った密漁が増える時期でもあるのです。

ところで「密漁」や「漁業権」という言葉はよく耳にしますが
「何を、どこで、どれぐらい採ったら密漁なのか?」
といわれると、悩んでしまいませんか?
恥ずかしながら、私もその一員です。
ひょっとすると、知らぬうちに密猟者になっているかもしれません。
そこで、どんな行為が罪にあたるのか簡単にまとめました。
より安全で善良な海遊びの一助となれば幸いです。

まず「密漁」という言葉ですが、漁業関係法令上の用語ではなく
各種法令に違反した行為の俗称です。
≪例:水産資源保護法違反、都道府県漁業調整規則違反など≫
正しい用語ではないのですが、面倒なので以後も使います。

自分で書いていながら恐縮ですが、始めにお断りします。
密漁or密漁にあたらない行為を完璧に定義することは
ほぼ不可能ですので、ここでは全体的なイメージをご説明します。

大雑把に言うと密漁とは以下の3つです。
@免許または許可を得ずに漁業を行った場合
A禁漁や禁止漁法を定めた各種法令に違反した場合
B漁業権を侵害した場合

@の解説
漁業とは法令により指定されている魚種(食べられる大体の魚介類)を
事業として漁獲することです。これには免許や許可がいるわけですね。
レジャー釣り(遊漁)は事業にあたらないのでOKなのですが
問題は「事業」という用語です。
※どこからが事業かというと?
境界線は、最終的に利益を得ていたかどうかが主な基準です。
利益とは販売だけではなく、飲み代の代わりなど営利全般をさします。

Aの解説(詳細は都道府県が定めています)
禁漁と知らずに、たまたま釣れちゃった場合は?
→厳密には勉強中ですが、故意でなければ許容範囲かと・・・
また、遊漁者が行うことができる漁法は決まっています。
1、たも網・手網 2、投網(陸からのみ) 3、もり
4、竿釣り、手釣り、 5、つかみどり (以上)
どんな魚であっても、漁師さん以外が1〜5以外の方法で
魚介類を獲った場合は、立派な密漁です!
※潜水具(水中メガネなど)を使うのも違反です。
ちなみに、TVの「獲ったど〜」は、許可を得てのことだそうです。

Bの解説(これには苦労しました)
漁業権というのは特に複雑な法令で、なかなか歯が立ちませんが
「基本のキ」をお伝えすべく頑張りました。
雑ですが、素人が知っておくべき内容としては、いい線かと・・・

ここでいう漁業権を超端的に説明すると
「その海域に定着している特定の魚介類を獲る権利」です。
※対象になる魚介類は地域ごとに若干は異なりますが
海藻類、貝類、タコ、エビ、ウニなどは、ほとんどの海域で対象です。
漁業者は、これらの魚介類を所有しているわけではないのですが
「一般人の漁獲によって数が減り、漁業権を侵害された」
となる訳です。
石垣島キャンプ体験 [2007年03月01日(Thu)]
ちょっと豪華な募集情報を入手しました!

動物と人間、それを取巻く環境をテーマにした専門チャンネルとして
有名な「アニマルプラネット」が、コールマンジャパンとWWFと共同で
世界有数のアオサンゴ群生地である石垣島白保の海を舞台にした
子供キャンプ体験教室を開催します。
この開催に伴い、このキャンプに参加し、レポートしてくれるお子様を
「キッズジャーナリスト」として10名募集するとのことです。
対象は小学4年生〜6年生で、参加費は無料です!

このキャンプ教室は、海の「謎」を、美しく壮大な企画を通して紹介する
「ブループラネット」の放送を記念し、子供たちが自然とふれあう機会や
環境に対する意識をもつきっかけを提供するために
企画されたとのことです。
なんとも、羨ましい限り・・・

詳細&応募はこちら