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この一年で・・・ [2006年12月28日(Thu)]
2006年の業務は今日でおしまいです。
今年も随分と沢山の出来事がありました。
時に困難な状況もあったように思いますが
何とか無事に一年を締めくくることができそうです。
これも偏に、『海守』を応援してくださる会員の皆様と
暖かいご支援を賜った関係者各位のおかげです。
あらためて、御礼申し上げます。

「この一年で・・・」と題し、海守の一年を振り返ってみます。

◆この一年で新たに『海守』に入会してくださった会員さん
4,907人(1/1〜12/28)

◆この一年で『海守』を去った会員さん
138人(最多退会理由:死去) 亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

◆この一年で行った研修やイベント
13の都道府県で、18回開催(延べ626人の方が参加してくださいました)

◆この一年で配信したメルマガ
50記事(延べ読者数:約350,000人)

◆この一年で海保に寄せられた有効な「118番通報」/11月末データ
全国で4,729件(内、海守会員さんの通報が38件)
「会員の皆さんには、どんな情報を海保が求めているかを
地域ごとにお知らせする予定です。来年は通報数の飛躍に期待します。」

まだまだ暗中模索の活動ですが
「日本の海に海守あり!」を目指して
努力を重ねてまいります。
一層のご支援を、よろしくお願いします!

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

海上保安庁10大ニュース(2006年) [2006年12月25日(Mon)]
海上保安庁が2006年の10大ニュースを発表しました。
このランキングは全国の海上保安官や一般市民、報道関係者
約7900人を対象に行ったアンケートの集計結果に基づいています。

@ロシアが日本漁船だ捕 銃撃で死者50年ぶり(8月)
A北朝鮮がミサイルを発射 政府、万景峰92号の入港を禁止(7月)
B北朝鮮が核実験を実施 政府、全北朝鮮籍船舶の入港を禁止(10月)
C竹島周辺海域 韓国の抗議により海洋調査を中止(4月)
D発達した低気圧により海難事故多発 死者・行方不明者多数(10月)
E高速船トッピーが流木に衝突 乗員乗客112人全員が負傷(4月)
E(同位)女島灯台 自動化整備(滞在解消)完成(11月)
G鹿島港で貨物船2隻座礁 44名全員救助(10月)
H近年最大級ナマコ700キロを密漁 暴力団員等を現行犯逮捕!(6月)
I北朝鮮からの覚せい剤密輸事件を摘発(5月)

【詳細解説】 海上保安庁 政策評価広報室より
@解説
8月16日、北海道根室納沙布岬沖の貝殻島付近海域において、かに籠漁船「第三十一吉進丸」(4.9トン・4名乗組み)がロシア連邦保安庁サハリン沿岸国境警備局の警備艇に銃撃・拿捕され、この銃撃により乗組員1名が死亡しました。同海域でロシア側の銃撃で死者がでた事件は50年ぶり。

A解説
北朝鮮が7月5日午前3時半ころから午後5時半ころまでの間に、ミサイル計7発を発射し、いずれもわが国から数百キロ離れた日本海に着弾したとみられています。海上保安庁では、しょう戒中の巡視船艇・航空機による情報収集を実施したほか、関係機関からの情報収集に努めるとともに、航行警報を計3回発出し、付近航行船舶に注意を呼びかけました。また、政府はミサイル発射を受け、北朝鮮の貨物船「万景峰92号」の入港を半年間禁止することを決めました。

B解説
北朝鮮は、10月9日正午ころ核実験を実施したとの発表を行いました。海上保安庁では、航行警報を発出し、付近航行船舶に注意を呼びかけました。また、政府は核実験情報を受け、すべての北朝鮮籍船舶の入港を半年間禁止することを決めました。海上保安庁では、入港禁止措置を的確に実施するとともに、引き続き重点警備対象施設の警備に万全を期しています。

C解説
海上保安庁が竹島周辺海域の海洋調査を行うため4月14日から6月30日の予定で海洋情報部の測量船「明洋」と「海洋」を派遣しました。これに対し、韓国側が猛反発し、「計画を即刻撤回すべき」として警備艇18隻を現場海域に派遣するなど異常な反応をみせました。この海域は日韓双方が竹島の領有権を主張している関係で両国の主張するEEZが重なっています。

D解説
10月6日から8日にかけて、急速に発達した低気圧が本州の太平洋沿岸を北上したことにより関東地方から北海道地方にかけての広い範囲で大しけとなり、茨城県鹿島港沖でのパナマ籍貨物船(約10万総トン、乗船者26名)の乗揚げ、宮城県女川港付近でのサンマ漁船(乗船者16名)の転覆、静岡県下田沖での遊漁船(乗船者15名)の転覆などの海難が相次ぎ、多数の死者・行方不明者が発生しました。

E解説
4月9日午後6時ころ、鹿児島県佐多岬の西北西沖合い海上を航行していた鹿児島商船の高速船トッピー4(281トン)から「何かに衝突し、多数の負傷者がでている」旨十管区海上保安本部に118番通報が入り、巡視船艇・航空機その他各機関が連携し深夜にかけて救助にあたりました。その後、鹿児島海上保安部は海上保安大学校などの協力を得て事故調査にあたり、衝突物は流木であったことを発表、また国土交通省は事故をうけて「高速船に対する安全対策検討委員会」を設置し対策に備えています。

E解説
11月12日、長崎県五島列島にある女島灯台の自動化整備が完成しました。同灯台は映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台になり、海上保安庁職員が常時滞在する灯台は、全国で同灯台を残すだけとなっていました。昭和2年12月に初点灯して以来、厳しい気象、環境条件の下、4名の職員が15日間ずつ滞在し勤務してきました。

G解説
10月24日午後、中国船籍貨物船「OCEAN VICTORY」(88,853トン、乗組員24名)とパナマ船籍貨物船「ELLIDA ACE」(85,350トン、乗組員20名)が、茨城県鹿島港で相次いで乗揚げ、浸水しましたが、翌25日午前10時ころまでに浸水で左舷側に傾いたE号から乗組員20名全員を、O号からも乗組員24名全員を吊上げ救助しました。

H解説
6月6日、室蘭海上保安部は北海道噴火湾において、なまこを密漁していた暴力団員等を北海道海面漁業調整規則違反で現行犯逮捕し、近年最多となる約700kgのなまこを押収しました。

I解説
5月12日から8月9日までに、国際組織犯罪対策基地、第八管区海上保安本部及び境海上保安部は、警察と合同で、平成14年6月、10月及び11月に朝鮮民主主義人民共和国から同国籍貨物船「TURUBONG1」を使用して、覚せい剤数百kgを密輸したとして暴力団幹部ら被疑者9名を覚せい剤取締法違反で逮捕しました。

海中のイノシシ [2006年12月21日(Thu)]
このところ、ちょっと固い話題が多かったので
今回はヤンワリ記事にしたいと思います。
年末に向けて、何かと気ぜわしい毎日ですし・・・

来年の干支は「亥:イノシシ」ですが、海にもイノシシがいるんです。
その名も「クチバシカジカ」。ご存知ですか?
検索エンジンで調べていただくと、画像が沢山出てきますよ。

クチバシカジカは、カサゴ目/クチバシカジカ科に属する魚で
日本では東北以北の海域で確認されているようです。
胸びれを使ってチョコチョコと移動する姿がイノシシそっくりとのことで
ちょっとしたブームを呼んでいます。
私の拙い調査によると、福島県いわき市の「アクアマリンふくしま」に
来年の1/14まで展示されているようです。

【共同通信社:海運水産ニュースより】

※〈お知らせ〉
海守の協力団体である海洋政策研究財団が発行している
「Ship&Ocean NewsLetter」に、海守関連記事が掲載されました。
といっても、私(三浦)が海守への夢を綴った拙い文章ですが・・・
WEB版は海洋政策研究財団のHPでご覧になれます。



豪華客船の停泊状況 [2006年12月14日(Thu)]
年末年始の豪華客船接岸(停泊)スケジュールをまとめました。
船内見学はできませんが、外から眺めるだけでもゴージャスな気分です。
クリスマスムードを湛えた豪華客船の雰囲気を味わってみては
いかがでしょうか?

東京港(晴海)
12/23(土・祝) 10:00〜14:00 ぱしふぃっくびいなす
12/24(日) 10:00〜12:00 ぱしふぃっくびいなす
12/29(金) 8:00〜12:00 ふじ丸

横浜港
12/23(土・祝) 10:00〜17:00 飛鳥II
12/24(日) 10:00〜17:00 飛鳥II
12/24(日) 15:00〜17:00 ぱしふぃっくびいなす
1/6(土) 10:00〜17:00 ぱしふぃっくびいなす
1/7(日) 14:00〜 飛鳥II
1/8(月・祝) 14:00〜16:00 ぱしふぃっくびいなす

神戸港
12/23(土・祝) 11:00〜14:00 にっぽん丸
12/30(土) 11:00〜12:00 ふじ丸
1/6(土)16:00 〜 1/7(日)14:00 にっぽん丸
1/21(日)10:00 〜 1/22(月)16:00 ぱしふぃっくびいなす

博多港
12/27(水) 7:00〜12:00 ふじ丸
1/9(火) 9:00〜18:00 にっぽん丸

※入出港日時は、天候などにより予告なく変更される場合があります。
 最新情報については、該当する港の管理事務所などに
 お問い合わせのうえお出かけください。
海に優しい国を目指して! [2006年12月14日(Thu)]
海守では、ナホトカ号事故のような大規模流出油災害に備えて
ボランティアリーダー養成講習とボランティア基礎講習を各地で
開催していますが、海上流出の可能性があり、安全や環境に重大な影響を与えかねない物質は油だけではありません。(例:ベンゼンなど)

大雑把にいえば、こういった物質は数千〜数万種ともいわれ、
こういった物質への対応計画が求められていました。

そこで8日、政府は大規模な海洋汚染事故に対応するための緊急計画を見直し、これまで油だけだった対象を「油や有害液体物質、危険物その他」に広げることなどを中心とした新計画を閣議決定しました。

◆閣議決定された新計画の詳細はこちら (PDFファイル)
→ http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h18/k20061207/a061207.pdf

海洋汚染に限ったことではありませんが、世界から「海に優しい国」と呼ばれるような日本でありたいものです。
イベント情報(深海の神秘) [2006年12月12日(Tue)]
特定非営利活動法人「OWS」と国立科学博物館と共催で
第4回海のセミナーが開催されます。
クジラ好きの私(ブログ担当:三浦)としては、ワクワクする内容です。
興味のある方は、ご応募ください。

◆テーマ:深海の神秘を探る(マッコウクジラが見る深海世界)
◆開催日:07.2.17(土)14:00〜
◆場所:国立科学博物館 新宿分館にて
◆参加費:1,000円
※詳しくはOWSのHPをご覧ください。→ http://www.ows-npo.org/



「海の司令塔」 [2006年12月09日(Sat)]
クドイようですが、私たちの国は誰が見ても海洋国家です。
しかし、国の海洋に対する取り組みについては
出遅れが心配されてきました。
近年、主要国や日本の周辺国は、海洋政策を主管する官庁を
次々に新設または強化していますが、日本にはそういった官庁が
ありませんでした。
海に関する基本法すら持っていないのが現状です。

縦割り行政を打開し、海洋政策に関する「司令塔」の設立が
求められてきました。
そこで登場したのが、5日に発表された「海洋基本法案(概要)」です。
伝統ある海洋国家にふさわしい、実効性のある基本法が望まれます。
以下に、海洋基本法案の要旨を掲載します。
法案の要旨ですから、ちょっと硬いのですが
要約に挫折しましたので、そのまま掲載します。ご容赦を!

詳細は海洋政策研究財団のHPをご覧ください。
→ http://www.sof.or.jp/index.html.ja

(総則)
環境、資源、安全、海上交通、防災など、海洋の諸問題が相互に密接な
関連を有し、全体として検討される必要があることにかんがみ
海洋管理は、総合的・計画的に行われなければならない。

(国の責務)
国は、海洋管理に関する諸政策の総合調整を行うための行政機関
法制度の整備を行い、地方公共団体との適切な役割分担を踏まえて
海洋の管理に関する施策を制定し、実施する責務を有する。

(海洋基本計画)
政府は、海洋管理に関する施策の総合的・計画的な推進を図るため
海洋の管理に関する基本的計画を策定しなければならない。

(総合海洋政策会議)
内閣府に総合海洋政策会議を置く。
会議は首相または関係閣僚の諮問に応じ
海洋の総合的管理に関する予算、人材その他の配分の方針
海洋の総合的管理に関する重要事項について調査審議する。
答申は海洋政策担当相に対して行う。会議の議長は首相を充てる。
隣国にて [2006年12月07日(Thu)]
今年のお正月旅行も、お隣「韓国」への旅が大人気のようです。
数年前に巻き起こった大ブーム以来、隣国の文化が自然な形で
私たちの生活に浸透してきたと感じています。
(例:好きな鍋アンケートにキムチ鍋がランクin など)

「近くて遠い国」から「近くて近い国」に変わりつつあるようですが
三方を海に囲まれている韓国も、海洋国家といわれています。
食料や産業資源の調達、海上輸送や国境問題など、両国とも
国の安定にとって、海洋が重要な役割を占めています。
魚食大国という点も、同様でしょう。

そして、そして、残念なことに、人口の増加や経済発展、急速な工業化等の
影響で、海の環境が加速度的に破壊されてきた状況もそっくりです。
その韓国が、2003年から国を挙げて始めたプロジェクトがあります。
そのプロジェクトとは「海中ごみの国による買取」です。
始まったばかりのプロジェクトですから、財源や事業意義など
まだまだ議論が尽くされていない点もあるかとは思いますが
深刻化する海中ごみ問題への斬新なアプローチですので
その実態と、これまでの成果をご紹介します。

《韓国における漁業中に引き揚げられた海洋ごみの買取プロジェクト》概要
@目的
買取プロジェクトは、漁民が漁業操業中に引き揚げたごみを
積極的に港に持ち帰ることで、海洋環境を改善し、漁獲量の回復等を
目的として実施されている。

A経緯
多くの漁民が、網にかかる多種多様な海洋ごみに悩んでいたが
引き揚げても、廃棄場所や処分方法が確立されいないため
(酷い場合は自費処分となっていたケースもあり)再び海中に投棄する
のが常となっていた。

B運営方法と買取について
このプロジェクトは、韓国海洋水産部が中心になって進められていますが
運営は漁業組合や地方自治体など、関係機関が一丸となって取り組んでいる。
漁業者は漁組から配布された専用の収集袋をもって出港し、漁業作業中に
回収したごみを回収する。
漁港に持ち帰ったごみは、200リットル当り約2600円で買い取ってもらえる。

C予算と回収量
2005年の総予算は約2.5億円。約8割を国庫が負担している。
同年の回収量(買い取り量)は約3000t。

【情報提供:(財)環日本海環境協力センター】