小学生からのお手紙 [2006年08月16日(Wed)]
先日、こんなお手紙を小学生(親御さんが海守会員)から
いただきました。 <以下転用> 夏休みにお爺ちゃんの家に行って、海で泳いで魚をとりました。 魚もたくさんいて、きれいでしたが、お爺ちゃんが 「昔はごみなんて無くて、きれいだった。魚も減ったよ。」と悲しそうでした。 <中略> 僕は小学生ですが、海をきれいにする活動をしたいと思います。 参加できる「ごみ拾い」などがあったら教えてください。 <転用終了> 嬉しくも、身が引き締まるようなお手紙でした。 『海守』では、これまでにICC調査と海守モニタリングという手法で 海洋ごみ問題に取り組んできました。 双方とも、海岸漂着ごみを調査分類し、各地のデータを集約して 問題解決の糸口を探していく手法です。 これらの事業は問題解決に向けた重要なアプローチの1つですが 市民の力を集めて、私たちの「海」を守っていこうとしている 『海守』にとっては、十分なメニューとはいえない状況だと思っています。 誰もが気軽に参加でき、継続して実践できる仕組み作りが急務であると 改めて強く感じたお手紙でした。 なお、このお手紙をいただいた小学生には 近隣で開催されるクリーンアップ情報をお送りする予定です。 |