研修から帰ってきました。 [2006年06月23日(Fri)]
6/12(月)〜16(金)、(独)海上災害防止センターで行なわれた
海洋汚染対策講座を受講してきました。 この講座は、船舶事故などで油が海に流出した際に必要な対策 (具体的には:流出油の拡散防止、生態系への配慮、回収作業) を実践的に学べるカリキュラムになっており、自治体の環境保全担当者や 港湾関係者、石油関連事業者などが参加していました。 『海守』は流出油対策を専門に扱う団体ではありませんので 私にとっては知らないことばかりで、頭と体がヘトヘトの1週間でした。 なかでも苦労したのは、オイルフェンスを張延する際などに多用される 様々なロープの結び方でした。参加している多くの方にとっては 日頃から慣れ親しんでいる作業のようで「チャチャッ」と出来るのですが 私がやるとそうはいきません。基本的な結び方は『海守』の講習会などでも 紹介しているので、ゆっくりやれば出来るのですが 船上で「はい、そこのポールに結んで!」などといわれると・・・ そんな訳で、苦戦も多かった1週間でしたが、素晴らしい体験でした。 もちろん、個人的な経験としても貴重な日々でしたが、この経験を 『海守』で行なっている「流出油災害ボランティア講習」へ 活かしていければ最高にすばらしいと思っています。 具体的なプランや、イメージも膨らんでいますので 次回の更新でご披露できればと思っています! |