大漁旗ハンチング帽 [2011年10月20日(Thu)]
皆様のご協力のもと、海守会員らによる漁業復興支援事業を
展開した宮城県南三陸町で、ユニークな復興支援グッズが 人気を集めています。その名も大漁旗ハンチング帽。 このハンチング帽は、津波で甚大な被害を受けた同町の 漁業復興を支援しようと、観光協会の依頼を受けた地元の 帽子製造会社が制作、10/14から販売されています。 津波で船を失った漁師から譲り受けた大漁旗を使って製造されており 価格は一つ6700円で、一つにつき約1000円が地元の漁業復興に 活用される仕組みです。 製造会社は「大漁旗は漁師にとって象徴的な大切なもの。制作に あたっては裁断失敗などのミスは許されない」とし、力がこもります。 使われる大漁旗は、実際に船で使われていたオリジナルデザインで 裁断箇所によっても絵柄が変わるため、全ての帽子は一点ものです。 また、購入者には自分の帽子がどんな大漁旗から作られたのかが 分かるように、大漁旗の写真と説明が添えられているそうです。 南三陸町が運営するインターネットショップ「みなみな屋」などで 販売されていますが、大人用は既に品切れ中で子供用も品薄状態と 人気沸騰中です。 原材料の特殊性等から、今後、簡単に手に入るようになるかは分かりませんが 帽子の似合わない筆者も、興味をそそられた逸品です。 ※諸事情から写真を掲載出来ませんでしたので、興味のある方は 「みなみな屋」「大漁旗ハンチング」で検索なさってください。 |