猛暑、サンゴに大打撃の可能性! [2013年08月23日(Fri)]
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列島に猛暑をもたらしている太平洋高気圧の影響で
沖縄周辺の海面水温が大幅に上昇していることが 気象庁の観測で分かりました。 環境省の担当者も「水温が高い状態が続くとサンゴが 白化して大量死が発生し、生態系への影響が出る恐れが ある」と懸念するコメントを発表しています。 気象庁によると、沖縄周辺海域では、今月9日以降に 海面水温が外洋ではそれ以上暖かくならないとされている 31℃を上回りました。太平洋高気圧に覆われて晴天が 続き、例年より日射量が多く、風も弱かったことが 原因とみられています。 高い海面水温が続いた場合、サンゴに共生する植物プランクトン である「褐虫藻」の活性が弱まって白化現象が起こり、この 状態が続くとサンゴの大量死が懸念されます。 沖縄南海上の8月上旬の平均海面水温は例年を1.0℃も上回る 30.3℃となり、観測データがある1985年以降では、98年と 並んで最も高温となっています。なお、98年には、やはり 大規模なサンゴの白化現象、そして大量死が発生しました。 石垣島にある環境省の国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター によれば、いまのことろ沖縄周辺で大規模な白化現象は観測 されていないようですが、今後も猛暑は続くと予測されており 漁業や観光にも影響を及ぼすサンゴ礁の健康状態が心配されて います。 「たかが1.0℃海水温が高いだけ」とお感じになる方もいらっしゃる かもしれませんが、雑に表現すると海の生物にとっての1℃は 人間にとっての10℃といわれるほど、海の生物は海水温に敏感で 大きな影響を受けます。猛暑にうだるのは私たち人間だけでは ないようです。 |




