浜田さんより活動報告 [2011年11月17日(Thu)]
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≪海守会員、浜田さんより活動報告です。≫
震災後、自分なりに出来る事を考えてまいりましたが…、 自分の住む岩手県宮古市には、国でも特選に推奨する海水浴場の 浄土ヶ浜があります。 この度の震災での被害は、この海水浴場も例外ではありません。 今年の海水浴場は、海中に残るガレキ等の影響でCLOSEとなりました。 ならばと、8月末に海中のガレキ分布の調査を行い、 その後、十数回にわたり素潜りにてガレキを上げてまいりました。 最初に金属類を上げ、現在は船体のガレキ(グラスファイバー?)を 海底から上げてます。 8月末には、遺体の一部と思われる部位を海底にて確認し、 付近の陸上を捜索されていた福岡県警の方経由で海保に連絡して もらいましたが、ダイバーの方が到着するまで4時間かかるとのことで、 自分でも手伝えればと思い、福岡県警の方々に了解を得て、自分であげました。 その後、宮古の海保の方がいらして、ありがたい言葉を掛けて頂きました。 とても励みになりました。 その言葉で、これからも頑張って海中のガレキを上げようと思い、今に至ってます。 11/03現在、海水浴場内のガレキの九割は上げ終わり、 残すは船体の細かいガレキとガラス片です。 ただ、どうしても自分では上げられない物がひとつ… 100キロ位は、あろうかという、錨とロープと巻き上げローラーのセット。 これについては来春に宮古市に連絡し、対応はお任せする事に。 年内の活動は12月迄で、来年は海水の濁りを見ながら 5月位からの活動になります。(春は雪解け水で湾内の海水が濁る為) 海水浴場海底のガレキの危険性も確かに大きな問題ですが、 今回潜ってみて、新たに違う危険を見つけました。 それは…、 震災前の浄土ヶ浜の海水浴区域は深いところでもせいぜい大人の身長位で、 浅瀬から徐々に深くなっていく『遠浅』だったのですが、 今回の地震による地盤沈下と合わせ、津波で海底をV字型にえぐられ、 水深50センチからいきなり2メートルに落ち込み、 そこからさらに4メートルまで深くなってる場所もあり、 海水浴場としてはガレキ以上に危険と思われます。 今後、冬の低気圧による波で、良化するのかどうか分かりませんが、 来春は深さの調査を行い、早めに市の観光課に報告し、 区域制限つきの海水浴場開放を提案しなければならないと考えております。 来年の海水浴場OPENを願う者として、この状況はなんとも複雑なのですが、 しかし、ここまで気合い入れて海中掃除した場所で水難事故が起きたら、 まさしく全てが水の泡ですので、そこはキチンと。 写真は浄土ヶ浜海水浴場と、上げたガレキの一部です。 ![]() ![]() ![]() ![]() |








