慣れ・疲れ・思い込み [2011年01月13日(Thu)]
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このほど「平成22年版レポート海難審判」が発表されました。このレポートは、海難を発生させた海技士や小型船舶操縦士、水先人に対する行政処分を行なうための調査と審判を行なう国交省の特別機関・海難審判所が発行するもので、2009年に発生した海難の状況や調査・審判の状況などが紹介されています。
同レポートによれば、海難審判所が扱った2009年の海難事件1,491件の内、死亡・行方不明者は59人で、負傷者は229人に上ります。2009年に海難審判所が裁決を言い渡した海難事件は260件でしたが、その原因としては衝突が全体の4割を占めています。 また、裁決の対象となった船舶は380隻でしたが、その内の海難発生原因としては、見張り不十分が144件で全体の3割以上を占め、次いで航法不遵守が46件、居眠りが39件、信号不履行が31件となっています。居眠りも結果的には見張り不十分につながるわけですから、雑なまとめ方をすれば、上記海難の約50%が充分な見張りを行なわなかった結果といえます。 海守の活動の一環として船を活用されているグループも多く、また気軽に利用できるレンタルボート等の普及に伴い、週末キャプテンを謳歌されている会員さんも多いようです。自動車運転と同様に、事故の最大の敵は「慣れ・疲れ・思い込み」といわれます。どうぞ皆さん、くれぐれも安全航行をお願いします。年頭に際して、皆様の洋上安全を心よりお祈りします! ![]() 海上交通の守り神として名高い金比羅宮(香川県)のお守り |






疲れていても、これくらいは大丈夫、と言う、感覚。
シングルで船を出す場合には、より以上に、慎重さが大切ですね。
今年も・・
安全航行で、過ごしましょう。