しらすとゴミ [2008年05月22日(Thu)]
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春から初夏にかけて旬を迎える「しらす」。最近は輸送網の発達等により都会でも「生しらす」を味わえるようになり、存在感を強めているように感じています。
そんな「しらす」ですが、以前、しらす漁を行っているある漁業関係者から驚くべき話を伺いました。以下にその内容を掲載します。 三浦さんね、「しらす」って随分高いと思わない?いくら季節のものでも、生にしても、干したやつにしても高いよね。確かに昔に比べたら獲れる量も減ったけど、もう1つ、やけに高い理由があるんだよ。 高いもう1つの理由はね、「しらす」に混ざって水揚げされる「ごみ」の除去にかかる費用なんだよ。「しらす」は細かい網を水面近くで引いて獲るんだけど、その際に海面に浮いてる細かい「ごみ」も全部網に入っちゃうのよ。中でも1番厄介なのは発泡スチロール屑とプラスチック片ね。あいつらは凄く細かいから、最終的に1つ1つ手作業で取除かないとならないのね。ましてこのご時世だから、製品に「ごみ」が入ってたら大問題でしょ。だから神経使って、何重にもチェックしないとならないわけよ。そうなると、当然人件費が高くついて、製品の値も高くなっちゃうんだよね〜。 他は知らないけど、うちじゃ漁を始める前に、空網っていって、漁をするためじゃなくて、海面に浮いている「ごみ」の量を調べるために網を引くのよ。いくら魚がいても、あんまりにも「ごみ」が多いと、除去費用が高くなり過ぎて商売にならないから、別のポイントを探すわけよ。風向きなんかで「ごみ」が寄る日は、冗談じゃなくて、本当に漁を見送る日もあるんだから。以上 発泡スチロールなどのプラスチック製品は、水に溶けにくい、性質が安定している、生分解されにくい、細分化される、軽い、などといった製品としてのメリットが、いざ自然環境の中に取り残された際は、一転してデメリットになってしまします。そして、これらが及ぼす影響は、上記のとおり私達の生活を間接的、時に直接的に蝕んでいるのです。 ちなみに、30cm四方の発泡スチロール塊を自然環境下で風化させた実験では、最終的に発生した発泡スチロール屑(5mm以下)は50万個を超えたそうです。 このようなサイズになってしまうと鼻息でも飛ぶレベルですので、もはや人手による回収も困難でしょう。 ※なお、流通している「しらす製品」は厳重な品質管理がなされており、プラスチック類混入の報告は確認していません。 ![]() |






シラスが高い理由がわかりました。以前田子の浦湾でダイビングしたときにびっくりするほど海がきれいになりました。ヘドロを浚渫して環境保全したのですが莫大な費用がかかったと聞いています。海を守りましょう。そして魚を食べましょうね。
私もヨットで海に出るとゴミの多さに驚かされます。
ペットボトル、ビニール袋はよく見ます。
発泡スチロールは漁師がブイの変わりに使っているのも見かけますがこれも何らかの規制が必要になるでしょうね。