たかが潮干狩り、されど潮干狩り [2008年03月21日(Fri)]
東京では春風が吹き荒れ、季節の移ろいを肌で感じています。皆さんは「春の海」と聞いてどんな行事を連想しますか?私は、家族や友達を連れ立って出かける潮干狩りが浮かんできます。そこで、甚だ勝手な視点ですが、今週は潮干狩りをテーマに選びました。
海守会員の皆さんに限って、そんなことはないかも知れませんが・・・。大人も子供も、海で遊ぶ機会がめっきり減ってしまったといわれています。波や日差しも穏やかなこの季節、裸足を海水に浸して砂を掘る1日もいいものです。「海遊びは夏までお預け!」とお考えの方も多いようですが、週末に散歩気分で潮干狩りはいかがでしょうか?海でゆったりとした時間を過ごすことによって、これまでは見えてこなかった海の異変や身近な環境問題に気付くことも多いようです。ポリ容器や医療廃棄物の漂着など、海守ブログでご紹介してきたテーマに遭遇するかもしれませんので、そんな時はぜひ情報提供をお願いします。 「潮干狩りはいいけど、いつどこに行けばいいの?」という疑問には海上保安庁がお答えします。実は海保のホームページには潮干狩りカレンダーなるものがあり、潮干狩りに最適な場所や時間がわかります。ぜひ参考になさってください。(一部の携帯からはご覧になれません。) ≪潮干狩りの注意≫ 1、潮干狩りが楽しめる時間帯を過ぎると、急に潮が満ちてくることがありますので、潮の状態に注意しましょう。 2、思わぬところで“深み”にはまったり、貝殻やガラスの破片などでケガをしないように注意しましょう。 3、地震による“ゆれ”を感じたら、すばやく高台に避難し、津波に注意しましょう。 ※たまに、バケツ何杯分もの貝をお持ちの方を見かけます。貝を蒔いている場所もあるとはいえ、資源保護の観点も必要ですよね。個人的には、その晩のおかずと翌朝の味噌汁分程度がよろしいかと。稚貝は返してあげましょうね! |