消えたままの灯台 [2007年10月11日(Thu)]
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今日の海上保安新聞に「日本の海の複雑さ」を感じさせる記事がありましたので、ご紹介します。昨年の12月から消えたままとなっている灯台についてです。
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≪以下、海上保安新聞(10/11号)より転載≫ ロシア警備艇による銃撃で昨年8月、漁船乗組員1人が死亡した北海道・納沙布岬沖にある貝殻島灯台は度々消灯しているが、10月5日現在も昨年12月以降の消灯が復旧しないままであることが判った。同灯台の火が消えたのは根室保安部が確認しただけでも過去60年間で計41回に達している。消灯は数時間から最長は4020日に及んだこともある。最近でも平成11年11月から1079日間も消えていたという。 貝殻島灯台は根室半島先端の納沙布岬の沖3・7キロの貝殻島に昭和12年、日本が建設した。高さ約17メートルのコンクリート製で、正常時には5秒間に1回発光し全方位から確認できることになっている。 しかし、老朽化が進んでいるにも関わらずロシア側が修理していないとみられるため点灯している時でも南側しか見えなくなっている。日本が北方領土の領有権を主張していることから同保安部が管轄しているが、日ロ中間線を超えられないため、いわば手出しできない状態が続いている。 消灯する度に同保安部は外務省を通じて復旧を要請しているが、状況はあまり変わらないという。 今のところ通航船舶の数も少なく、レーダーやGPS(衛星測位システム)を利用する船舶も増えており消灯していても危険は少ないが、納沙布岬と貝殻島の間は極めて狭小で、日本なら「絶対に建て直す灯台」(海保幹部)だ。 貝殻島付近は水産資源の豊富な海域として知られるが、北方領土問題が絡んで「微妙な海」。日本の主張にも関わらず、同海域をロシア側が事実上実効支配しており、周辺には日ロの中間ラインがあり、極めて緊張度は高い。 |
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また、忘れた頃に犠牲者が出て政治家が動いても焼き石に水その場限りの政治が続く限り解決をみることができません。
海上保安庁、海上自衛隊は外務官僚となる「たまご」等を危険海域でみっちり研修させるべきです。
国境が邪魔をするケースは少なくないですね・・・。
少しでもキレイな海を守れればと思いますhttp://vivit-sns.jp/