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筑波大付属盲学校小学部の図書館へ行ってきました [2011年08月06日(Sat)]

絵本展の準備を進めていて、ふと

視覚に障害のある子はどうやって絵本を楽しんでいるのだろう?
絵本は好きなのかなあ?

という疑問がわいてきました。

ということで、護国寺にあります筑波大学付属視覚特別支援学校(盲学校)の図書室へお邪魔して、お話を伺ってきました。

写真:絵本がつまった本棚

図書室には、点訳や拡大文字の童話や児童書、さわる絵本がたくさんありました。
本が大好きな子どもたちがたくさんいるようです。
お邪魔したときは夏休みに入ってしまっていて、お話をしてくださった先生方とわたしたちだけでしたが、この部屋でうれしそうに本を選ぶ子どもたちの姿が目に浮かぶようでした。

手で見る学習絵本テルミも表紙が取れてしまうそうなほど読み込まれています。

文庫サイズのなぞなぞの本は、長い時間電車に乗って通学してくる子どもたちが、カバンに入れて持ち歩くのにちょうどいいサイズで人気です。

写真:点字なぞなぞの本。携帯電話と大きさくらべてみました。

そして、布だけでなく、紙粘土やヒモ、さまざまな素材で工夫されたさわる絵本が本棚いっぱいに。だるまちゃんやノンタンシリーズ、虫や動物の図鑑など、どれも原本に忠実につくられていて、とても手が混んでいます。子どもたちに絵本の楽しみを…という作り手の想いがひしひしと伝わってきました。

写真:さわる絵本

さわる絵本は、ボランティアさんがひとつひとつ手作りで作っています。

子どもたちも絵本が大好きで、絵をさわることやお父さんやお母さんにお話をよんできかせてもらえる体験が子どもたちにとって、とてもうれしいことなのだそうです。

その子にあった工夫をすることでどんな子も絵本を楽しむことができるのだなあと実感しました。

絵本展にも本がよみにくい子も楽しめる絵本を用意しているので、ぜひ遊びにきてもらえたらうれしいです。

(え)

筑波大学付属視覚特別支援学校(盲学校)のHP
http://www.nsfb.tsukuba.ac.jp/
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