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福まち学会に行ってきました@柏のまちを見学したよ! [2015年09月01日(Tue)]

日本福祉のまちづくり学会(福まち学会)全国大会が8月7日(金)から9日(日)に開催されました。
福まち学会は、社会福祉や工学など福祉のまちづくりに関するさまざまな専門家が集まっている組織で、全国大会は、こうした方々が年1度に会する研究報告・発表の場です。
今回のUDブログは、大会参加レポートを3回シリーズでお送りします。

会場となったのは、東京大学柏キャンパス(千葉県柏市)。
初日は、会場近くにある豊四季台団地見学が開催されました。
柏市では、豊四季台団地をモデル地域として、東京大学高齢社会総合研究機構、団地を管理するUR(都市再生機構)と連携して“長寿社会のまちづくり”が進められています。
豊四季台団地は、1964年(昭和39年)から入居が始まったオールド団地。
老朽化に伴い、2004年(平成16年)から建て替えが進められています。

特徴は、新たな「い(医)、しょく(食・職)、じゅう(住・コミュニティ)」を提唱し、高齢期の医療と就労、コミュニティづくりに力を入れている点だと思いました。
団地の建て替えが、エレベータ設置などのハード整備だけにとどまらず、ソフトやシステムづくりなど、柏市が目指す長寿社会のまちづくりの契機となっています。
例えば、かかりつけ医のグループ形成として主治医以外に副主治医を決めたり、団地内に地域包括支援センターや介護事業所などケアシステムを整備したりするなど、地域内にチームケア体制が整ってきています。
こうした取組みにより、自宅で看取られた方も年々増加しているそうです。

安心して最後まで自宅で暮らし続けられるまち。
まさに、福祉のまちづくりが理想とする1つのまちの姿だと感じました。

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・団地内にあるイベントスペース。当日は、団地の高齢者を対象に昼食会が開催されていました。メニューづくりから栄養評価、買い物、調理などが行われており、とっても楽しそうで、とっても美味しそうでした!
・団地内にある診療所。診療所が隣り合い、通っている所がお休みの場合には、隣で受診することもできます。何かあっても安心ですね。

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・高齢者の就労の試みとして、団地内に完全人工栽培のハウスが!天気に左右されず、腰を屈めずに作業ができます。現在、実証実験中とのことですが、実現が待ち遠しいですね。
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