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平成20年度「水中文化遺産担当者会議」報告-2- [2009年04月10日(Fri)]
会期中にお招きした講師の方々を紹介させていただきます。

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九州国立博物館にて

報告 「日本における水中文化遺産の現状と課題」 
   荒木 伸介(NPO法人文化財保存支援機構理事)

日本と世界の水中文化遺産に関する概略的な報告で、日本の対応がいかに後進的であるかということを、参加者の意識に強く訴えました。

講演2 「いろは丸と地域活性化」
   吉崎 伸(NPO法人 水中考古学研究所理事長)

水中発掘調査の困難を乗り越えながら、地域とともに「いろは丸」を文化資産として活用している様子は、民間主導の取り組みの良例であり、事業費用の工面など、参加者に刺激を与えたようでした。

特別講演 「韓国における水中文化遺産の発掘調査について」
   文 煥 ル (国立海洋遺物展示館・水中発掘課長)

韓国では国家プロジェクトとして水中文化遺産の調査に取り組まれています。日本とのギャップに参加者は大いに刺激を受け、また保存・活用など、調査の先にある課題も明示されました。実際の水中発掘調査の様子は参考になりました。

講演3 「国連海洋法とユネスコ水中文化遺産保護条約」
   小山 佳枝(中京大学総合政策学部准教授)

海洋法はユネスコ水中文化遺産保護条約の前提とされていますが、独学では理解の困難なものです。複雑さから倦厭されやすいテーマですが、参加者にもわかりやすく受け入れられました。

講演4 「文化財保護法における水中文化遺産への取り組み」
   坂井 秀弥(文化庁記念物課 主任文化財調査官)

参加者にとって身近であるところの日本の文化財保護法について、水中文化財への適応に際する困難さや課題が明示されました。
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