平成20年度「水中文化遺産担当者会議」報告-1-
[2009年04月03日(Fri)]
報告が大変遅くなりましたが、
平成20年12月14日〜16日、九州長崎県松浦市鷹島と九州国立博物館において、水中文化遺産担当者協議会を開催致しました。
本協議会は、松浦市教育委員会との共催で、文化庁と文化財保存支援機構保存修復学会の後援を受け、日本財団の助成により開催されたもので、日本全国の市町村教育委員会、海事関係博物館から、約30名の方々に集まっていただきました。
協議会の趣旨は、海洋国でありながら未だ水中の文化遺産に関心の薄い日本の現状を改善するため、各地の文化財保護行政の先端で活躍されている方々に参集して頂き、互いに情報交換や協議を行うことにより、問題意識の共有を図ることです。
また、会期中5名の講師を招き、それぞれのお立場から講演していただきました。
各地の参加者からもひとりずつ事例報告をお願いし、短時間ではありましたがそれぞれ大変興味深い発表をして頂きました。
本協議会の報告書は関係各位の皆様に配布させていただきます。(間もなくです)
12/14
松浦市鷹島開発総合センターにて
講演1 「地方行政から見た水中文化遺産の保存と活用」
中田敦之(松浦市教育委員会生涯学習課課長補佐)
鷹島における元寇船の調査・保存・活用の取り組みについてご説明頂きました。