2012年05月16日
有機農法とは&野菜植え付け
2012.5.16
「有機農法とは&野菜の植え付け」
今日は昨日の雨が嘘のように、朝から快晴でした。
畑の土が心配でしたが、水はけが良かったため、土は乾き、
野菜の植え付けをスムーズに行うことが出来ました。
今回は農業従事者の1%しか行っていない「有機農法」を生業にされている方に、
全体の指導をしていただきました。
まずは「有機農法とは?」「有機肥料と化学肥料について」「有機農法のメリット&デメリット」を
題材にしてミニ講座をしていただきました。
興味深い話に学生たちは関心をもって聞いているように見えました。
有機農法は手間がかかる。でも土が熟成されて活力がある。
作物が必要な3大栄養素以外の微量成分も多く含まれているため、
出来た野菜の味が濃くて美味しい。
しかも土が固くなりにくいため、農業が自然に循環していく。
今回は16名を4グループに分けて、植え付け作業を行いました。
植えつける野菜は学生自身が決めたもの。(1グループ2品種)
しかも他のグループとは種類が違うため、全部で8品種+α植え付けをしました。
なす、きゃべつ、ほうれんそう、とうもろこし、枝豆、かぼちゃ、トマト、オクラ、すいか、メロン、カリフラワー。
土を盛り上げる高さ、植える間隔がそれぞれ違い、わらをしく作物、支柱を立てる作物など植えつけ方は
多種多様でした。
雑草が生えてこないように、雨の跳ね返りを防ぐ(雑菌を防ぐ)ためにわらをしく。
根を傷つけないように、植えつけたらすぐに支柱を立てる。
受粉がしやすいように3列にして植えつける。など、
まるで子どもを育てるような配慮がいたるところにありました。
今後9月までの間にあと4回畑に通います。
そこでは作物を育てるための途中の作業をしたり、作物以外の草を抜いたり、
作物が育つ過程を観察したり、収穫した作物でみんなでお昼を作ったりする予定です。
植えつけた野菜が元気にすくすく育ちますように〜
そして学生たちも一緒に成長していってくれたら、こんなにうれしいことはありません。
今後が楽しみです!
終