2013年05月30日
あいさつを考える
2013.5.20 PM
「あいさつを考える」
話が苦手と感じる人の特徴として、
自分が言ったことがどう思われるかに集中しすぎて、
全く相手の状況を理解していないことがあるようです。
コミュニケーションにおいて大切なことの1つは
「相手を良く見て、きちんと聞くこと」
聞いたことを伝える、質問する、メモをする、など
まずは「聴く」ことの大切さを学ぶワーク(雑談)を行いました。
2人1組になり、「花」をテーマにして、
相手の話を聞き、自分の話も相手に伝えます。
そして、相手から聞いた内容を、みんなに発表しました。
雑談がうまくいかないのは、
自分が何かを発信できないからではなく、
相手が話したくなるように聞いていないことが原因に多いようです。
次に今回の本題である「あいさつを考える」
まずは全部で6パターンのあいさつをスタッフが演じます。
・ケース0 会うなり逃げる。
・ケース1 おじぎを少しして、そそくさと通り過ぎる。
・ケース2 おじぎはするが、相手の投げかけに「あ、はい」とだけ答える。
・ケース3 少し会話はするが、聞いたことだけに答える。
・ケース4 相手からのあいさつの後、会話で質問する。 聞き返す。
・ケース5 自分からあいさつし、会話でも質問する。 聞き返す。
そして、この6シーンの中から、
「今の自分はどれをしてる?」
「これからなりたい自分はどれ?」
をそれぞれ考えてもらいました。
結果は。。
今の自分は → ケース 2、3、4。
なりたい自分は → ケース 4、5
という結果になりました。
あいさつや雑談は、やはり 「慣れ」
意識して繰り返すことで慣れてくる。
自分から少しずつ話しかけられる人を増やして、
人と話すことに慣れていってほしいと思います!
終
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ユニアート
2013.5.20 AM
「ユニアート」
ユニアートの授業はアートを通して、自分と出会い、
自分を客観的に見ると同時に、
1人1人違う個性を生きていることを感じてもらう授業です。
今回は2つのことを体験しました。
◎「今の自分の状態を知る」 クレヨンワーク
◎「今の私を観る」 コラージュワーク
まずはクレヨンワーク。
自分の気になる1色を選び、
たて線、よこ線を利き手、反対の手で思いのままに書いた後、
次に両手で、たて、よこ、斜め、曲線など自由に書いていきました。
そして、自分の目の前に種を描き、そこから自由に線を伸ばしていきます。
その後は、コラージュワーク。
持ち寄った雑誌の中から、直感で選んだ
写真を1枚の紙に貼り付けていきます。
選ぶテーマは 「かがやき」
雑誌を開いて、
自分自身が直感でかがやいていると思う写真を
切り抜いていきます。
一見簡単な作業ですが、
選んで貼り付けた写真は
自分で意識できなくても
「全て今の自分の内側にあるもの」だそうです。
選んで、切って、貼って、
自分から距離を置いてみることで、
「こんな感じが自分の中にあるんだ」ということに気づきます。
アートを通して、自分の内面と少し対話することが出来た
貴重な時間になりました。
終
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2013年05月23日
「写真講座」
2013.5.13 PM
「写真講座」
午後は「写真講座」
ご指導いただいたのは、サトーカメラでお客さんや従業員にも
写真の楽しさ、面白さを伝え続けている、斎藤さんです。
写真の授業では、
写真を通して自分が発するものを感じ、
また他者の発するものも感じ取ることで、
自分の中にあるエッセンスを増やし、
興味関心の幅を広げることを目的としています。
最初に自分で撮影してきた3枚の写真に
タイトルをつけます。
その後、それらの写真をプロジェクターで
1枚ずつ映して、斎藤さんにそれぞれ写真の
いいところ、もっとこうしたら良くなるなどを
拾っていただきました。
まずは「何でこの写真をとろうと思ったのか?」
きれいだな、かっこいい、珍しい、記念に、何かいいな、
面白い、見せたい、うれしい、かわいい、などさまざまな理由が出てきました。
写真を撮るきっかけは、人それぞれ。
そこに気づきや、ストーリーが生まれることで、
その時切り取った1枚の想い出が感動になると。
学生たちが撮影してきた写真は
それぞれ個性的で面白く、
「色んな感性を見ることが出来て良かった。」
「人それぞれ撮ってくる写真が全然違って面白かった」
など、他の人の感性に触れる喜びも感じてくれているようでした。
そして、斎藤さんは学生たちのいいところを
きちんと認めつつ、「もっとこうしたら良くなるよ」
ということも教えていただきました。
・陰影をつける
・映りこみをねらう
・青空を入れる
・人を入れる
・主役と脇役
・経過を撮る
などなど、撮影する視点は色々のようです。
「写真は奥が深いと感じた」
「これから写真を撮るときは色々考えて撮ってみたくなった」など
うれしいコメントも聞くことが出来ました。
前期に引き続き、今期もカレッジでは1ヶ月に1回
「カレッジ写真コンテスト」を開催していきます。
今後の学生たちの作品が楽しみです!
終
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声を出そう@
2013.5.13
「声を出そう@」
「声を出そう」の1回目の授業。
毎回ご指導していただいているのは、
栃木放送のパーソナリティとしてもご活躍されている、
フリーアナウンサーの臼井佳子さんです。
このプログラムは、声を出すことの気持ちよさに加えて、
コミュニケーションにおいて、
相手を見る、届くように声を出す、うなずく、聴く、など
色々な表現方法があることを学びます。
まず最初はウォーミングアップ。
円になって行進、体伸ばし、あいさつ。
次に2人1組になって早口言葉の練習をした後、
みんなの前で1組ずつ発表しました。
その後は、「10の質問」
紙に10個の質問が書いてあり、
それに該当する人を探すため、
最低10人以上の人と会話をします。
すんなり近くの人に話しかけられる学生、
まだ勇気が出なくて、話しかけられるのを待ってしまう学生、
さまざまでしたが、10の質問の該当者を埋めることは出来たようです。
「何でもベスト3」
好きなこと、興味のあること何でも、
ベスト3を書き込んで、ペアで共有して、
それを聞いたほうの人が発表しました。
「名刺をつくる」
1人3枚の名刺(名前、ニックネーム、自己アピール)を
書き込み、3人の人と交換し合いました。
今回色々なワークをやってみて、学生からは
「普段大きい声でしゃべらないので恥ずかしかった」
「声を出すことが健康の源なんだと知った」
「相手に伝わりやすいように声を出すことを心がけたい」など
さまざまな感想が聞けました。
「声を出そう」の授業は今後数回続きます。
その中でコミュニケーションの本質に気づき、
少しでも日常に活かすきっかけにしてもらえればと思います。
学生の皆さん、お疲れ様でした!
終
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2013年05月02日
第8回とちぎヤングスポーツフェスティバル 実行委員会始動!
2013.5.1
第8回とちぎヤングスポーツフェスティバル
実行委員会始動!
今期もいよいよ始動しました!
とちぎヤングスポーツフェスティバル(カレッジ主催の体育祭)の
実行委員会。
本番当日は他団体の参加者も含めると100名近くなる
大きな体育祭です。
それをカレッジの学生が主体となって、
企画・運営・参加まで全てこなします。
まずはカレッジ主催の体育祭を行う目的を
全員で共有しました。
◎一番の目的は実行委員を通して
「仕事を学ぶ」ということ
◎「学校」と「仕事」の違いは?
学校はそれぞれの最終目標が違う。
(進学? 就職?... )
でも仕事は自分がしたいか、したくないかに関係なく、
目指すところは1つ。
(それぞれのやることは違っても、目標に向かって全員が同じ方向を向く)
◎1人では運営できない。仲間と協力して行う。
◎1人よがりでは進まない。周りを見て行動する。
◎自分たちが楽しければいい→×
参加してくれる全員が楽しめるためには→○
目的を共有した後は、実行委員会を始動するにあたって
一番大事な「大会のテーマ」決めを行いました。
このテーマに沿って、体育祭の内容も決まる、
自分たちの考え方、動き方も決まってきます。
まずはそれぞれが大切にしたいと思う言葉を
1枚の付箋紙に書いて共有しました。
出てきた言葉は大きく分けると、
・白熱、熱血、燃える、負けない
・楽しむ、ほっこり、気楽な
・協力する
・想い出に残る
そしてこれらの出てきた言葉を
1つのテーマ(キャッチフレーズ)に落とし込んでいきます。
これがなかなか時間のかかる作業でしたが、
下の3つが出てきました。
◎「楽笑熱勝」 らくしょうねっしょう
◎「笑って 楽しく 燃えつきろ」
◎「笑って 楽しく 想い出に」
〜燃え燃えフェスティバル〜
この3つのキャッチフレーズの中から
1つを多数決&話し合いで決めました。
最終的に決まったのは!
「笑って 楽しく 燃えつきろ」
そして、燃えつきろの最後に「!!」をつけるか「ハート」にするか?
細かいところですが、ニュアンスにもこだわりました。
最終的には「ハート」になりましたが、
それは全員の想いがこめられていると思います。
誰もが楽しんで気負うことなく参加してほしい。
そんな気持ちが「ハート」を選ぶ方向に行ったのだと思います。
これから約1ヶ月間、通常のプログラムとは別に
放課後、実行委員会が開かれます。
学生の皆さん、頑張っていきましょう!!
終
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2013年04月17日
「仕事をつくろう 発表」
2013.15
「仕事をつくろう 発表」
何回も議論を重ねてきた「仕事をつくろう」も
いよいよ発表の時を迎えました。
授業が始まる前から
学生たちは自主的に台本の読み合わせの練習を
して、発表における段取りを確認していました。
今回の発表はグループごとに行いました。
グループA:「車同士の出会い頭の事故を減らすために」
グループB:「リサイクル情報を知らない人に周知するには」
どちらのグループもよく練られていて、
発表の段取りも良く、
とても素晴らしい発表の時間になりました。
今期数回に分けて行ってきた「仕事をつくろう」は
既存の雇用の枠に当てはめる仕事観からまず離れて、
自分ができることが社会の役に立てるかを考えました。
仕事は自分の主観でするものではなく、
他者の存在や、求められていることがあって成り立つ。
そして、そこに対して自分たちは何ができるか考える。
授業前に学生たちが自主的に取り組み、
最後まで議論を重ねていた姿に
彼ら彼女らの成長を感じました。
そして発表においてもそれぞれが協力してこなし、
喜びを分かち合っていた。
これはとても素晴らしいことだと思います。
今後にも期待しています。
学生のみなさん、お疲れ様でした!
終
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2013年04月08日
「声を出そう&仕事をつくろう」
2013.2.25
「声を出そう&仕事をつくろう」
今回は「声を出そう」と「仕事をつくろう」の
連動授業。
「仕事をつくろう」の授業で、社会問題を考えていますが、
自分勝手に問題を考えないために、他者の意見を聞くことが必要です。
そこで町へ出てインタビューをするために、
午前中は臼井先生に「インタビュー」をするために必要な知識、
実際のインタビューの練習をレクチャーしていただきました。
◎相手の時間、知識を頂くという姿勢、
「ありがとうございます」の意識が必要
◎「きく」ことは「問い」から
・事実を確かめる「問い」
・事実を掘り下げる「問い」
◎相手の「答え」の中から、次の「問い」を探す
技術的なことは必要ですが、
それ以前に必要なのは、「やわらかい表情」
「相手に体を向ける」「メモをする」「うなずく」というような
基本的な話をきく姿勢が大切だとおっしゃっていました。
知識を教えていただいた後は、
早速実習です!
インタビューする側、される側に分かれて、
ロールプレイをしました。
頭で考えているのと、実際やってみるのとでは
やはり違います。
質問をして、答えてもらっても、その後がなかなか続かない。
メモしてきたことだけにとらわれていても、相手はこちらが思うような
方向に答えてくれるとは限りません。
こちらが投げかけ、相手から帰ってきた言葉、キーワードに対して、
さらに「どんな問い」を返すか、が大切のようです。
そうやって話がつながり、深い話までお話していただける。
全員がロールプレイを体験した後、
実際に町に出て、グループごとに
それぞれのお店の方にインタビューをしました。
「自分たちの考えた社会問題は、本当に社会問題か?」
グループの中には町を歩く一般の方に
話しかけて、お話を聞くことができたようです。
午後はそれらの聞いてきた事を元に、
「仕事をつくろう」の授業です。
グループA:車同士の出会い頭の事故防止のためにできること
グループB:リサイクル情報の知らない人へ周知するには
◎テーマの絞込み
◎インタビューの情報共有
◎絞り込んだテーマ確認のための調査
既存の改善策を調べる
これらを話し合いながら、グループごとに
オリジナルのアイデア案を出していきました。
既存の改善策、町の人の意見、自分たちの考えを
まとめていくと、それぞれのグループでいいアイデアが
出てきたようです。
そして、それらを実現可能なのか吟味し、
最後の発表に向けて、今後はまとめの作業に入ります。
学生の皆さん、1日お疲れ様でした!
終
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2013年04月03日
「自転車競技の魅力」 〜プロに話を聞く〜
2013.2.18
「自転車競技の魅力」 〜プロに話を聞く〜
今回のカレッジの授業は、宇都宮ブリッツェンで活躍され、
現在はGMを勤められている、廣瀬佳正さんに
「自転車競技の魅力」についてお話していただきました。
まず驚いたのが、実際に持ってきていただいた
競技用自転車の軽さ!
女性でも簡単に持ち上げられるくらいでした。
自転車競技のお話では、
◎8人1チームで試合に出るが、8人全て違うタイプの選手をそろえる。
◎そしてその時のコース特性に合わせて優勝を目指す選手(エース)を
1人決め、他の7人の選手は全てアシストにまわる。
個人個人それぞれが優勝を目指すとばかり思っていましたが、
他の選手は1人のエースを優勝させるために「自己犠牲」の精神で
全力でサポートするそうです。
これには全員が驚きました。
そして、優勝した選手は「みんなに勝たしてもらった」
サポートした選手は、「勝って良かった」と自分のことのように喜ぶそうです。
でも勝つためにはもう1つ大切な要因があるとおっしゃっていました。
それは「何のためにこれをやっているのか」 「誰のためにやっているのか」
宇都宮ブリッツェンには「宇都宮の市民」の後ろ盾がある。
頑張れる理由が他のチームよりも多くある!
廣瀬さんの言葉には実体験に伴った
熱いものを感じました。
◎自転車競技はかっこいいかもしれないけど、
「もろさ」も持っている。
裏を返せば「これしかできない」という不器用さもある。
◎特別な才能は必要ない。
大切なのは「継続できる力」
◎「やるか、やらないか」迷った時、
自分は常に「やる」方を選んできた。
◎「迷ったら、行け!」
◎反対されても、周りを納得させるまで頑張る。
◎「本気」の気持ちを相談する、周りに頼る。
そして、お礼を言う。
それだけで違う人生になる!
短い時間でしたが、廣瀬さんから出る言葉の1つ1つが熱く、温かく、
これから社会へ出て行く学生にとって、
とてもありがたいものばかりでした。
廣瀬さん、本当にありがとうございました!
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「仕事をつくろう」オリエンテーション
2013.2.18
「仕事をつくろう」オリエンテーション
「仕事をつくろう」のオリエンテーション。
既存の雇用枠に当てはまる仕事観から離れ、
自分が出来ることが社会に役に立てるかを考えます。
◎社会問題を解決するための仕事とは?
◎社会問題は何か?
◎自分の気づき、みんなの気づき
◎それは本当に社会問題か?
◎実行例の調査
◎自分たちのオリジナルの解決法を考える!
この最後のオリジナルの解決法を考え、発表するところまで
この授業は数回に渡って続きます。
今回は初回でしたが、個人、グループの中で色々な意見が出ました。
それを順序立てて検証し、実行力のあるアイデアに育てていきます!
終
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