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2013年05月09日

ものづくり@ 「シュロの葉1枚でバッタづくり」


2013.5.8
ものづくり@ 「シュロの葉1枚でバッタづくり」

連休明け1回目のプログラムは
ものづくり「バッタづくり」です。

ご指導いただいたのは、日光市にて農業を営みながら、
木工作家としても活動されている池田正光さんです。

まずは池田さんの自己紹介。
今まで制作してきた木工作品を実際に
見せていただきながら、お話いただきました。

IMGP8253.JPG

その後は、池田さん式での学生たちの自己紹介。
1.名前
2.生まれたところ
3.好きなこと
4.嫌いなこと
5.今一番気になっていること
6.好きな花

これらの6項目を、それぞれに発表してもらいました。

今まで数回自己紹介的なことはやってきましたが、
みんなのまた違った一面を知ることができた
自己紹介になりました。

バッタづくりに入る前に、ワンクッション。
手作り遊具を作る。
自分たちで遊ぶ道具を、身近な材料で作ります。

1つは「けん玉」づくり。
チラシを折り、ねじり、丸め、あっという間に出来ました。

IMGP8269.JPG

2つ目は「弓&弓矢」づくり。
これも固めのチラシを端からきつく丸めていくと
すぐにできてしまいます。

できあがったもので遊ぶことに慣れている学生たちに、
自分たちで遊ぶ道具を作って、楽しむことを体験してもらいました。


午後はいよいよ「バッタづくり」です。

シュロの葉1枚から、バッタを作ります。

IMGP8275.JPG

池田さんが今までバッタづくりを教えてきた人は
800人以上にのぼります。

材料は1人につき、シュロの葉1枚だけ。
道具はハサミのみです。

切る、折る、通す、つなげる、結ぶなど
工程は多岐にわたります。

全員が難しさを感じながらも、
一つ一つの工程を着実にこなしていきました。

IMGP8280.JPG

途中は最後まで仕上げられるのか?と
不安な空気も流れましたが、
挑戦してみることで形になってくる。

最後には全員が仕上げることが出来ました。

IMGP8283.JPG

それぞれのバッタは表情やスタイルが違い、
個性的でした!






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2013年02月07日

ものづくりB 「はし入れづくり」


2013.1.16
ものづくりB 「はし入れづくり」

今回でものづくりの授業も3回目です。

拾ってきた石ではし置きをつくる、剪定した梅の枝ではしをつくる、
そして今回は竹ではし入れをつくりました。

まずは講師の池田さんから
「食と道具」 「渡すという動作」 「怒られるとしかられるの違い」など
ものづくりの話から、人としての考え方の話まで
本当にためになるお話をしていただきました。

IMGP6972.JPG

その後は早速はし入れづくりです。

自分のはしの長さにあった竹の中から好みのものを選んでスタート!

IMGP6976.JPG

竹の表面に模様を描きたい人達は
竹の表面をカッターでうすく削っていきます。

そして今回の一番の難題は、はし入れの「フタ」づくりです。
この作業はものづくりを数十年経験してきた池田さんも
難しいとおっしゃっていました。

竹の形は1つとして同じものはなく、
それぞれの形に合わせて、ナタやのこぎり、カッターを使って
少しずつ少しずつ削っていきます。

IMGP6987.JPG

削り足らなくてはフタが入らない、削りすぎるとフタが安定せずやり直しです(笑)

数回削ってはどの部分が削り足りないのか確かめながら進めていきます。


今回講師の池田さんが驚いていたことが1つあります。
それは全員がカッターの使い方が前回よりもはるかにもうまくなっていたこと。

人は何事もやってみて試行錯誤することで「学び」「慣れ」「上達」します。
学生たちも言葉には出しませんでしたが、それぞれ感じるものはあったと思います。

IMGP6985.JPG

さすがに今回の作業は難易度が高く、
最後まで仕上げた学生は数人でしたが、
引き続き最後まで仕上げてほしいと思っています。

そして、それをもう1つ作って、お世話になっている人、好きな人、感謝したい人などに
プレゼントしてくださいと、池田さんが最後におっしゃっていました。


全3回のものづくりプログラムを通して感じたことは、
人はものづくりをすることがとても好きなんだということ。

本当に最初から最後まで楽しんでもくもくと手を動かしている姿が印象的でした。


はし置き、はし、はし入れ、それぞれ作った道具を
実際の食生活の場面で使ってくれたら嬉しいです!

みなさん、お疲れ様でした。

最後まで仕上げてくださいね(笑)




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2012年12月27日

ものづくりA 「はしづくり」


2012.12.5
ものづくりA 「はしづくり」

前回のものづくりは石ではし置きを作りました。
今日はその2回目です。

はしづくりに入る前に講師の池田さんから、
「なぜ仕事が生まれたのか?」
「人はものを作り・造り・創り、仕事をしてきた」
「世界でおはしはどのくらいの人が使ってる?」
などのお話をいただきました。

IMGP6359.JPG

毎回池田さんの導入のお話は奥深く、
そしてこれから社会に出る学生たちにとって
とても為になるものばかりです。


今回のはしづくりの材料は梅の木を使っています。
梅の木でもこれは伸びた枝を剪定して出たもので、
本来であれば捨ててしまう部分の一部を再利用しています。

まずはカッターの扱い方から教えていただきました。
人を傷つけるものは道具ではない、
人を幸せにするものが道具であると。

IMGP6372.JPG

はしを削る作業は一見単調に見えて
とても奥の深い作業です。

削りカスを見れば、そのはしの出来が分かるほど、
削り方には熟練が必要だと感じました。

それでも学生たちは次第にカッターの扱いにも慣れ、
もくもくと削り続けました。

IMGP6364.JPG

目で凸凹を見て、指で凸凹を感じながら削っていきます。

はしの仕上げは、長さを「自分に合った長さ」に切りそろえて終了です。
自分に合った長さとは、おもいきり開いた手のひらの
親指の先端から薬指の先端までの長さから+1〜2cmだそうです。

つまむ、はさむ、寄せる、切る、分ける、取る、さす、のせるなど、
たくさんのことが出来る素晴らしい身近な道具を
自分で作ることの楽しさを感じてもらう授業でした。




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2012年11月02日

ものづくり@ 「はし置きづくり」 〜石アート〜



2012.11.2
ものづくり@ 「はし置きづくり」 〜石アート〜

今日は「ものづくり」の1回目。
「石アート」です。

教えていただくのは、日光でものづくりや、農業、
その他多くをお仕事をされている、池田さんです。

今日は新入生が1名、途中入学したためもあって、
まずは池田さん独自のテーマによる自己紹介をしました。

・名前
・出身地
・好きなこと
・嫌いなこと
・今一番気になっていること
・好きな花
・自分の夢

これら7つのテーマに沿って、
1人ずつ発表してもらいました。

出身地以下はそれぞれの価値観や考え方に
特徴があって、興味深く、とても楽しい時間になりました。


その後は本題である「石アート」です。
毎回のことなのですが、池田さんから出る
言葉のひとつひとつがありがたく、心に響くものばかりで、
感心させられます。

IMGP5398.JPG

描くということは、自分の心の中を表現すること。
描くことで自分自身のことを客観的に見つめなおすこともできる。
また、描くとは構えて表現するものではなく、
描きたいという自然な欲求から筆が自然に動くものだともおっしゃっていました。

なので道具を完璧にそろえなくても、
キャンバスを買わなくても、
何にでも描くことはできる。
今回の石に描くように。


午後はいよいよ実践です。
自分自身で拾ってきた石に、
直感で選んだ色を使い、思い思いの模様や絵を
描いていきます。

IMGP5440.JPG

石を拾った時点から、その人の個性が出る。
使う色、模様、塗り方、工夫、いろいろな要素が
からみあって、その人独自の表現がそこに出来上がりました。

IMGP5435.JPG

終了の時間になっても、筆が止まらない学生が多くいて、
みんな石アートの魅力にとりつかれたようでした。

今後も、ものづくりの授業はは続きます。

学生の中から、もしかしたら未来の巨匠が
生まれるかもしれません。

そのくらいアートとは未知の魅力があるものだと思います。

みんなあっという間に時間が過ぎてしまったようですが、
その位に熱中できるものがあるというのは幸せなことです。

今後の学生たちに期待です!

池田さん、みなさん、本当にお疲れ様でした。




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2012年08月01日

「ちぎり絵A」



2012.7.18
「ちぎり絵A」


先週に引き続き「ちぎり絵」です。
今回で完成させ、
最後にダンボールでネームプレートと額縁をつくります。

今回の作業はどのグループも主に背景でした。
メインになるものを生かすも殺すも背景だということを
池田さんにお話していただいてから実作業スタートです。

IMGP3343.JPG

前回同様、全員がちぎり絵に楽しみながら集中している姿に
感動すら覚えました。
背景をつくることは、単純なようで難しい。
グループごとに慎重に話し合い、進めていきました。

IMGP3348.JPG

出来上がってみると、雑誌でちぎり絵をやった効果が現れました。
1つ1つの微妙なグラデーション、同じ緑でもさまざまな緑、
雑誌のこの部分を使った!という面白さなど、
いろいろな効果が生まれたように感じました。

額縁とネームプレートをダンボールでつくり、
全て本来捨ててしまうもので作り上げた、ちぎり絵が完成しました!

IMGP3435.JPG

学生たちの潜在能力は未知数。
これからも楽しみです!



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「ちぎり絵@」



2012.7.11
「ちぎり絵@」


「ちぎり絵」
色のついた紙をちぎって、貼って、一枚の絵を作っていきます。

今回はちぎる紙を色紙ではなく、雑誌に変えて挑戦です。

IMGP3057.JPG

また、制作テーマは
・東京スカイツリー ・パンダ(シンシン) ・とちまるくん
の中から選んでもらい、3グループそれぞれが違うものを制作します。

まずは講師の池田さんの方から、
ちぎり絵とは、ちぎり絵の歴史、
紙のちぎり方などを説明していただいてから、
実際の制作のスタートです。

元になる写真が白黒のため、色も想像しながら、
5人グループで協力して進めて行きます。

IMGP3075.JPG

想像以上に皆がつくることに集中して、
休憩もほとんどとらずに熱中している様子は、
驚きさえ覚えました。

今回はまだ折り返し地点。
来週あと1回の授業でちぎり絵を完成させます。

とても楽しみです!



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