2013.5.22
食育@ 「安全な食、美味しい食」
食育の1回目のプログラム。
現代の食の課題、体に良い食を知り、
自分自身の食生活をふりかえります。
まずは暮らしの移りかわりについて。
100年前から現在までの食生活の変遷をスライドでたどりました。
食べ物がない時代から、食の洋風化、飽食の時代へ。
この変遷の中で自分たちが今どこの位置にいるのか
改めて確認しました。
次に考えたのは「食料自給率」について。
自給率30%、50%、70%の献立を比較すると、
日本はいかに外国からの輸入に頼っているのかが分かります。
外国から食料が入ってこなくなったらどうなるの?
今は全く実感できないことですが、
現実に起こりえることでもあります。
また、事前に調べてきた、現代の食の課題のキーワードを
みんなで発表しあいながら、共有しました。
食品添加物、遺伝子組み換え食品、食品偽装など、
普段自分たちの見えないところで、食の課題が山済みであり、
それを自分たちは知らずに食にしている可能性もある。
食に対する危機意識を持つことで、
普段の自分の食生活を見直すきっかけになればと思います。
午後は志向を変えて、
みんなで「味噌作り」をしました。
味噌(発酵食品)は体の免疫力を高めてくれる、
日本食の素晴らしさを感じられる食べ物です。
一人一人、ビニール袋にゆでた大豆を入れて
手でつぶしていきます。
それをおおきな器に移して、塩、米麹、煮汁を加えて
混ぜ合わせていきます。
あとはこれを数ヶ月寝かして完成を待ちます。
学生が卒業する頃に出来上がり予定です!
午後は自分たちで実際に作ることで、
発酵食品の大切さを実感した時間になりました。
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