2013.2.25
「声を出そう&仕事をつくろう」
今回は「声を出そう」と「仕事をつくろう」の
連動授業。
「仕事をつくろう」の授業で、社会問題を考えていますが、
自分勝手に問題を考えないために、他者の意見を聞くことが必要です。
そこで町へ出てインタビューをするために、
午前中は臼井先生に「インタビュー」をするために必要な知識、
実際のインタビューの練習をレクチャーしていただきました。
◎相手の時間、知識を頂くという姿勢、
「ありがとうございます」の意識が必要
◎「きく」ことは「問い」から
・事実を確かめる「問い」
・事実を掘り下げる「問い」
◎相手の「答え」の中から、次の「問い」を探す
技術的なことは必要ですが、
それ以前に必要なのは、「やわらかい表情」
「相手に体を向ける」「メモをする」「うなずく」というような
基本的な話をきく姿勢が大切だとおっしゃっていました。
知識を教えていただいた後は、
早速実習です!
インタビューする側、される側に分かれて、
ロールプレイをしました。
頭で考えているのと、実際やってみるのとでは
やはり違います。
質問をして、答えてもらっても、その後がなかなか続かない。
メモしてきたことだけにとらわれていても、相手はこちらが思うような
方向に答えてくれるとは限りません。
こちらが投げかけ、相手から帰ってきた言葉、キーワードに対して、
さらに「どんな問い」を返すか、が大切のようです。
そうやって話がつながり、深い話までお話していただける。
全員がロールプレイを体験した後、
実際に町に出て、グループごとに
それぞれのお店の方にインタビューをしました。
「自分たちの考えた社会問題は、本当に社会問題か?」
グループの中には町を歩く一般の方に
話しかけて、お話を聞くことができたようです。
午後はそれらの聞いてきた事を元に、
「仕事をつくろう」の授業です。
グループA:車同士の出会い頭の事故防止のためにできること
グループB:リサイクル情報の知らない人へ周知するには
◎テーマの絞込み
◎インタビューの情報共有
◎絞り込んだテーマ確認のための調査
既存の改善策を調べる
これらを話し合いながら、グループごとに
オリジナルのアイデア案を出していきました。
既存の改善策、町の人の意見、自分たちの考えを
まとめていくと、それぞれのグループでいいアイデアが
出てきたようです。
そして、それらを実現可能なのか吟味し、
最後の発表に向けて、今後はまとめの作業に入ります。
学生の皆さん、1日お疲れ様でした!
終
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とちぎユースワークカレッジホームページ
http://www.youthworkcollege.jp
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