13.2.22
「古賀志山 登山」
今回ガイドをしていただいたのは、
前回「登山のお話」でレクチャーいただいた、
日本山岳協会で参与を勤められている
小島先生です。
数々のヒマラヤの山を制覇してきた先生に、
宇都宮では一番身近な「古賀志山」を
ガイドしていただきながら登ってきました。
まずは準備体操、そして登る上での心構えを
教えていただきました。
◎「登りたい山」と「登れる山」は違う
◎能力の60%の山を選ぶ
◎歩行の基本姿勢・速度
◎上りと下りの違い
など、きちんとした知識・技術を身に付けた上で、
経験を積み重ね、登れる山の範囲を広げていく。
数多くの山のやさしさ、厳しさ、どちらも体験されている
先生の言葉は重みがありました。
登山開始直後は、比較的平坦な道が続きました。
意外と楽かな?と思っていると
急な斜面が顔を出し、しかも残雪があるため、
気をつけないと滑ってしまいます。
そして休憩を数回取りながら、山頂を目指します。
さすがに山頂に近づくと、息を切らしている学生も見られました。
苦しい後には、楽しいことがある。
これぞ登山の醍醐味ではないでしょうか。
天気が非常に良かったため、
山頂には素晴らしい景色が広がっていました!
とても身近な山なのに、こんなに素晴らしい場所がある。
遠くではなく、自分の近くでも見てみると意外と色々な発見があるものです。
山頂でお昼休憩を取った後、
みんなで記念撮影。
上りはたくさんの酸素を必要とするため、心肺機能に負担がかかる。
下りは上りの2倍、筋肉への負担がかかるそうです。
上りと下り、また違った試練を乗り越えて、
無事下山することが出来ました。
「厳しさの中に楽しみがあり、
苦労してたどり着いた時の達成感は格別でたまらない」
小島先生が下山後、話されていた言葉です。
登山は人の人生のようですね。
小島先生、ありがとうございました。
学生のみなさん、お疲れ様でした。
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