2013.2.13 PM
農業D ふみこみ温床観察&土ふるい&野菜の収穫
農業の5回目の授業。
今回は、温床の熱気を体験し、目に見えない微生物の存在・はたらきを知り、
野菜の収穫を通して、育てた喜び、収穫の嬉しさを体感しました。
最初に講師の清水さんのお宅のビニールハウスで
ふみこみ温床の観察をしました。
温床は落ち葉と水と鶏糞をまぜて踏み、
それを10回程度繰り返して作ります。
これが数日すると発酵し、熱を持ってきます。
それを37℃に保つように調整し、
春に植えつける野菜の苗床として使います。
まずは温床の中に全員で手を入れて
温かさと微生物の働きを体で感じました。
次に昨年作った温床の土ふるいをしました。
大きい葉が混じってしまっては苗が健康に育たない。
ふるいを使って細かい土を取り出すことも
大切な作業の1つです。
1人が土を入れ、1人がふるいをゆすって
土をふるう。
1回目は要領が分からず、うまくできなかったが、
再度レクチャーを受け、2回目は格段に上達!
土が落ちる量が前回と違う。
何でもやってみて、なぜ上手く出来ないか考え、
教えられ、またやってみる。
何事もこの繰り返しが大切なような気がします。
その後は自分たちの畑に移動し、まずは生育状況を観察。
そして、収穫できそうな野菜をみんなで取りました。
今回収穫したのは、水菜、あぶら菜、ハツカダイコンの3種。
これらの野菜は週末に開催される「ありがとうラーメン」
講師の先生やお世話になっている方々に在校生、卒業生が
ラーメンをふるまうイベントの食材として使われます。
収穫した後は、みんなで水洗い。
寒い風が吹く中、きれいに土を落としました。
また、教室に戻った後は野菜の枯葉を取って、
きれいにする作業をしました。
野菜を収穫しても、洗って、きれいにして、届けるという
手間を経験して、農家の方の大変さを
感じてくれたように思います。
今回収穫した野菜が、どのようにラーメンの具材として
活かされるのか、今から楽しみです!
終
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