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2013年02月07日

自然を知るA in中央公園


2013.1.18
自然を知るA in中央公園

自然を知ろうの2回目は
カレッジから歩いて30分ほどのところにある
宇都宮市中央公園のフィールドで行いました。

ここは街の中心部にあるにも関わらず、
広大な敷地のなかに、さまざまな樹木、鳥をはじめ
いろいろな生きものが生息しています。

今回は講師の先生が2名で、とても贅沢な授業でした。

午前中は鳥のプロである山崎さんに「バードウォッチング」を、
午後は虫のプロである渡辺さんに「冬の鳥たちの食べもの」について
実体験を交えて教えていただきました。


午前中は「バードウォッチング」。

まずは1人1つずつある双眼鏡の使い方から教えていただきました。

IMGP6993.JPG

自分も含めて学生たちも双眼鏡の正しい使い方を知りませんでした(笑)

調整するレバーが2つあり、それらを自分の目に合うように
調整するとこんなにも見やすくなるのだということに驚きました。

その後は早速バードウォッチング開始です!

野生の鳥ゆえに警戒心が強く、なかなか見える範囲に近づいてくれません。
それでも鳥の鳴き声に耳をすませながら歩いていると
幸運にもたくさんの鳥たちが姿を見せてくれました。

IMGP6999.JPG

山崎さんも今日は大サービスの日だな(笑)
とおっしゃるくらいに、全部で18種類の鳥たちを観察することが出来ました。

そして、その中には「カワセミ」も見れたんです!
綺麗な川にしか生息しないと言われている、青く美しい姿の野鳥は
全員を感動のうずに巻き込んでいるようでした。

IMGP7021.JPG

最後にみんなが何の鳥を見たか「鳥あわせ」をして
午前中の授業は終了です。

IMGP6992.JPG


お昼をはさんで午後は、「冬の鳥たちの食べもの」です。

午前中に観察した鳥たちが、この厳しい冬をどうやって乗り切っているのか?

学生たち自身が鳥の気持ちになって「餌さがし」をしました。

虫でも幼虫、さなぎ、成虫、抜け殻など色々な状態があります。

葉っぱを裏返したり、丸まっている葉をひろげたり、
土を少し掘ってみたり、木に何かいないか見つめたり。。

IMGP7017.JPG

思った以上に餌(虫)は見つからない(笑)

鳥たちはこの状況の中でどうやって生きているのだろう?
そんな想いがよぎります。

ひとしきり探した後は、それぞれが捕まえたものを
1人1人渡辺さんに見てもらい、コメントをいただきました。

IMGP7026.JPG

マニア垂涎の蛾を発見した学生も!
背中にハートマークの入ったアイドルのカメ虫も発見!

IMGP7029.JPG

一番多かったのが「セミの抜け殻」でした(笑)
でもこれは立派な餌になるようです。
人間にとっての干物のような感覚だそうです。

今回実際自分たちで餌探しをしてみて
多くの学生たちが気づいたことがあります。

それは「鳥たちが冬に生きぬくことの難しさ」です。
それを自らの体で体感しました。

渡辺さんはそれに気づくことが出来たならば、
今回の授業をやってよかった!と最後におっしゃっていました。


講師の先生方、学生の皆さん、
寒い中本当にお疲れ様でした。




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posted by とちぎユースワークカレッジ at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去のプログラム(環境)
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