2013.1.9
畑C 麦ふみ&ビニールハウスメンテナンス
今日はまず最初に講師の清水さんから、
今世の中で課題にされている「TPP」についてお話をいただきました。
世間一般的に伝えられるTPPの問題も
当事者である有機農法家の視点でお話を聞くと
また違った課題が見えてきます。
畑の作業はミクロな視点。
社会のことを知ることはマクロな視点。
どちらも知ることで見識の幅を広げていってほしいと思っています。
お話の後は、小麦の麦ふみを行いました。
・麦ふみは踏むことによって、茎が折れ曲がったり、傷がついたりして、
水分を吸い上げる力が弱まり、寒さや乾燥に強くなる。
・根の成長や増加を促進する。
・霜柱が土を持ち上げて、根を傷めることを防ぐ。
1人1列を責任を持って、ゆっくりゆっくり、力を加減しながら
踏んでいきます。
次はビニールハウスのメンテナンスです。
ビニールハウスを押さえている、竹を新しいものに交換し、
ビニールの紐を結び直していきます。
まずは竹を切る作業。
1人がおさえ、1人が切る。
そして切ったものを土に一定間隔で埋めて、
そこに長い竹を渡していきます。
竹と竹を結ぶ作業は3〜4人が協力して行わないと出来ない。
そしてビニールハウスの手前から反対側まで
ビニール紐を渡して、よれをとるのも一苦労です。
相手の顔が見えないので、お互いの声を頼りに
紐を回転させ、よれをとっていきます。
今日は午前中の授業だったため、
短い時間でいろいろな作業を行いました。
みなさんお疲れ様でした!
終
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とちぎユースワークカレッジホームページ
http://www.youthworkcollege.jp
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