目指せ、別府八湯 温泉名人
このうたい文句にまんまとはまったこがちゃん。あほジャン!と思ったあなた・・
これは別府のさびれた街が復活した起爆剤でもあるのよ!
別府はいま話題になっている街づくりのヒント

まずこの温泉道からを紹介しましょう。
温泉道って何?
数ある温泉のなかから選ばれた136湯のうち88湯の名湯をめぐるスタンプラリーのこと。

認定ってなに?
初段から名人までの段位がスタンプの数で決まる。
温泉道は、段位があがるごとに栄光が待っている!
段位取得者には、それぞれの色のタオルを進呈

7段以上(56種入った方)の高段位取得者には泉生として各旅館・ホテル・温泉施設の温泉入湯無料・半額券(2万円相当)を進呈
88ヶ所を制覇したあかつきには、ひょうたん温泉の「温泉殿堂」に肖像写真永年展示、毎月4月行われる温泉祭りでの表彰がある。

温泉道に参加するには・・
簡単


中を読むと、めちゃめちゃ笑うよ・・・

このスタンプラリーのスパポートと、温泉本とを一緒に携帯すると
より別府の街を楽しみながら知ることができる、逸品

この本には得するチケットがついている。なので、本代を高いとは思わず、逆にお得だからと買っちゃう。
おかげで本の収入は地元にはいるし、常にお金が落ちる仕組み。うまいと思わない!
でもこの本のおかげで
普段は入りにくい旅館の温泉にも気兼ねなく入れる。
フロントの対応など直接知ることができ、知人にいろいろ情報を伝えられる。
また、小さな市民が使う組合の温泉にも入られる。
この本がないと絶対入らないような およっ!と思う温泉にもはいっちゃう。
意外と地元の方とのふれあいが楽しくなり、お湯が熱いの我慢しておしゃべりを楽しむのよね・・
住民の方が、別府の街を愛していることが、汗と一緒に本当に伝わります。
別府の街 産官学連携は、お見事です。
それぞれがいいことを企画運営していても、ばらばらだと利用者には分かりずらい。
ここはアクセスであるバス2社、観光協会、ホテル組合、NPO、行政どこできいても、仲のよさを感じる。
そしてどこにでも同じチラシが張ってあり街が一体化して祭りを盛り上げている。
今度こんなイベントがあるんだぁ〜!と街についたとたん分かる上、昨年の様子も一緒に展示されているので、
より具体的に観光客には興味を沸かせますね。
だからといって、きれいでお膳たてしているわけでない
路地は狭いし、町並みは古い。温泉もぽしゃい!アーケード街も閑散としているところもある。
でもこれを学生に貸したりして十二分に活用している。
また普通のバスに普通に障がいをお持ちの方が頻繁に利用している。
座りやすい場所の席を、さっと譲られ、また譲られた方は「ありがとうございます」と必ずお礼を言われます。
外国人がたくさん利用する。
聞かれたら、どこにでもいるおばちゃんが、平気で街案内をしている。
街案内ができること、また簡単な英語で話せるところがすごい。
学生がたまにバスの中で騒いでいる
運転手さんは、きっちり注意する。今の世の中、これって意外!
一昔は、近所のおばちゃんが、よく注意していた。この感じが今でも別府に残っています。
みんな声に出してコミュニケーションをとる街なんですよ。
地元の方が、別府の街を愛しよくしたという思いが、声から伝わります。
だからあたたかく

観光客をお客様にしないから、リピーターが増えるのかもね!
でもここまで街を元気にした仕掛けはお見事です人。
どなたが仕掛けているんでしょうか?
また調べてきます。
それと大事なこと!
宮崎県でこの遊び心いっぱいの街づくり
なんか参考にならないかなぁ〜?