今日のは・・・声聞こえるまで耳傾けて 作家高 史明さん

ぜったいにしない
なぜならば
ぼくは
じぶんじしんだから
31年前、ひとり息子さんが人知れず詩を書きためた手帳の最後にこう書いて自死しました。12歳でした。「なぜ!」という自問をくりかえしながら、息子さんが残した詩を「僕は12歳」という詩集で出版。読者に素敵なメッセージを贈り続けられていらっしゃいます。
ある日死にたいと女子中学生が訪れたそうです。
「死にたいって、君のどこが行っているんだい。ここかい?」頭を指すとこくりとうなずきます・・・
「でも君が死ぬば頭だけじゃなく、その手も足も全部死ぬ。まず手をひらいて相談しなきゃ。君は普段は見えない足の裏で支えられて立っている。足の裏をよく洗って相談しなさい」
数ヵ月後、彼女からの手紙には大きく足の裏の線が描かれ、「足の裏の声が聞こえてくるまで、歩くことにしました」と書かれてあったそうです。
高さんは、息子さんが最後までこだわった「じぶんじしん」とは足の裏で支えられた自分ではなかった。そのことに気づかせてあげていれば・・・・
いじめは許されない。しかし、それと向き合うことで、人は今より強い自分になれます。
命は1つだから大切なのではなく、君が家族や友人たちと、その足がふみしめる大地でつながっている存在だから貴重なのです。切羽つまった時こそ、足の裏の声に耳を傾けてください。
という新聞を、今朝読んで・・・こがちゃんも親 なんかすごく心がじーんときました。
自分自身にも言えることです。
人生、どうして、なぜと本当につらいときがあります・・ふっとこの記事を思い出すのもいいかもしれませんね
