母が被災された方への思いを込めて刺した掛け軸です。
母は日本刺繍を趣味で習い、今年師範になりました。
ところが急に立つことができなくなり入院
そのときに東北の震災がおこり、テレビで津波や体育館に並べられたご遺体の映像を毎日見続けたそうです。
心が震え、なにか自分ができることはないか?と思ったそうです。そのなかで亡くなられた方に手を合わせたいと・・・退院後に一生懸命作り上げた日本刺繍。
娘であるこがちゃんが東北のボランティアに行くと聞いたのでその時に託そうと
間に合うようにと頑張ったけどでき上らず・・
縁がなかったのかとあきらめていたら
娘であるこがちゃんは、このとおりドクターストップで行けずに病院からの電話
震災のいろんな話をして、掛け軸を仕上げようとまた思い頑張った母
術後の痛みと闘いながら差し上げ完成したのが自分の誕生日
不思議な気持ちでいっぱいになったそうです。
表装もすべて出来上がりお盆に実家に帰省した時に見せてもらい、
改めて母の思いを聞きました。
こがちゃんの周りではほんとに不思議なご縁があります
いろんな方がいろんなところで思いをつないでくださいました。
ほんとにほんとうにありがたいご縁に感謝の心でいっぱいです。
本日、連絡が入りました。
震災の地のお寺さんにご縁ができそうです。
今回つなげてくださるかたは東京の方。
東京から震災の地のお寺さんにいかれ、ご住職の方とも話をしたうえでしかるべきお寺にご縁をつなげてくださるとのこと
ほんとうにありがたい。早速母に連絡を入れました。