「日南市協働制度設計懇話会」
この懇話会は市民と行政の協働に関する制度の構築を図るために、平成19年度7月から設置され、
2回の市民活動団体との意見交換や、NPO活動推進全国大会への参加などを実施しながら、毎月の定例会で、市民協働のあり方について審議を重ねられている。
本年1月には、第1回提言を市長に行い、現在は第2ステップとして、更に、具体的な審議を行っている。
先月の懇話会では・・・
・ もっとNPOを指導するNPOがあってよいのではないかと思う。
・ 中間支援組織は必要だと思うが、引き受け先があるかどうかが問題。
・ 当市の場合NPO法人数が少ないので、中間支援の引き受け先の問題はある。
・ 市民に対して中間支援組織の説明が必要だと思う。
・ 市全体を考えると、中心にセンターが必要であるが、地域別に考えることも今後は必要なのでは?
などなど・・・意見が出ました。
今回は、事務局から他市の具体的な事例の紹介があり「中間支援」についての考え方を学べた。
では・・日南市ではどうなのか?と後半の会が進む。
中間支援といえば一般の知名度では、日南でも社会福祉協議会(社協)ではないだろうか?
と座長が言われた。
社協が地域で中間支援をする役目!という位置づけに皆さん一様に頷かれている。
しかし実際に動いているんだろうか?
委託事業でいっぱいになっているのが現実だと言う意見も出ている。
ボランティアセンターの受益者はたしかに増えている。その反面住民のケア問題があったとき手が出せない。本来の地域福祉ができなくなっているのでは・・?という不安な声も出ている。
つまり原因はコラボがないということのようです。
今、みなさんが望んでいる中間支援の受け皿ではないということになりますね。
だからといって・・このままではいけない。
目に見える中間支援の「場」があるのは大事と一様に言われる。
自立した民間主導型の中間支援組織が必要だとも・・。
では行政は何をするのか?
座長は中間支援をする、環境支援が必要だとも言われる。
ただ現実問題として民間で相談機能やアドバイスに答えられる人材を
ここ日南市で確保できるのか?養成できるか?というソフト面で不安の声も出ている。
その前に、そもそも市民が協働・中間支援組織という言葉の意味が通じていない。
活動が理解されにくいのが現実
だったらどうしたらいいか?
この後の時間は、座長とラフな意見交換会に話が進みました。
次回は、いよいよ協働に関する第2次提言に盛り込む内容について文言までも
かんがえることになりました。
今日は中間支援について非常に勉強になる内容であっという間の時間でした。
日南市協働推進室の まこっち課長 ニヒルなK様 杉様
参加させていただき本当にありがとうございました。また次回も伺がわせてくださいませ