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2008年05月20日

孫の気持ち

10歳の小学生の子が、認知症のおばあちゃんのことを作文にしているのを
かあさんの家で読みました。

どんな内容かというと(覚えている範囲しか書けなくてごめんなさい)

自分をかわいがってくれたおばあちゃんが、突然行方不明になり
心配でたまらなかったこと
でも認知症と言う病気が進み、自分のことをわすれてしまったこと
「どこのお嬢さんかい?」といわれたこと
それがショックで無視したこと
お母さんに注意されたこと
その中で
いろんなことができなくなるおばあちゃんのお世話を
ヘルパーさんはいつも優しくしてくれる
そのうち
「孫の○○よ」とやさしくいえるようになり
将来はヘルパーさんになりたいと、しめくくってあった。

すごいなぁ〜と正直思った
でも、なんともいえない気持ちにもなった。

それは・・わが子二人がこの壁を乗り越えられていないからである。
10歳の子よりもっと大人である中学、高校生のときに
舅が認知症になった。

舅の事で旦那もこがちゃんも心身ともに疲れ、夫婦喧嘩を毎晩のようにした
子どもの前ではなるべくしないようにとはじめは意識していたが
余裕もなくなり 家庭崩壊一歩手前 こがちゃんの心はぼろぼろ
子どもがいるから、生活できていた
その子ども達は、自分の部屋で何も言わず過ごしていた。
ほんとうに子ども達に、辛い思いを1年以上させたと思っている

やっと落ち着き一緒におじいちゃんのお見舞いに行った
喜んでくれるかなと、優しいかっこつけマンは期待していた
しかし、おじいちゃんはすごい顔で睨んだ
こがちゃんの彼氏?と思ったのか舅の態度はものすごかった

おじいちゃんは病気だと理解してくれた
しかしかっこつけマンは、もう二度と自分からお見舞いに行こうとは言わない。
ショックが大きかったと思う
おじいちゃんなんだけど・・・おじいちゃんとの思い出がないわが子たちに
行きなさいと、今は言えない。
いつか行ける時を静かに待ちたい




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