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2007年10月21日

介護の固定観念?

世にも恐ろしい話を入手してきました

最近どうも老人介護問題オーラキラキラがでているのか、悩みを抱えている方が、よく話してくださいます。

類は類を呼ぶって言うものかしら・・・


今日の話は、ショッキングでした


舅と同じで脳梗塞で認知症のおばあちゃんの話。
今、病院( 療養型病床群併設病院)に入院されている
でもこれで4病院目の転院
ここを出たら、いくところがない!という大変な状態。

だから・・・病院が言うことは「はい」しかない。
家族が「こうしてもらえないだろうか?」なんていったら
「ここの病院のシステムです。合わなければ出られていいですよ!」と強気

無理難題ではないんですよ。親族が何を言ったかというと・・

週2回お風呂にいれてもらっている。
普通週2回というと中4日あけると思うでしょう(例:月・木が風呂日)
ところが、月・火続けてしかいれない。介護保険で手伝いも入れてるのに、しんじられん話
せめて間を2日ほどあけてもらえないかという話

もうひとつ
3日間目がさめない事態発生
夜、うるさくて他の患者さんに迷惑がかかりますという理由で、看護師さんが睡眠薬を飲ませる病院らしい。
親族は死んだのかと思ったらしい。

ここの入院患者は、出されると行き場所がないので、何をされても言えない状況をつくってる。
弱者を食い物にしている。

このおばあちゃん、子どもがいない上、ご主人は胃がんで入院中
兄弟の子どもがそれぞれの病院に通っている
でも子どもっていっても老人に近い
車がなくてバイクで通っているかたもいて・・老老介護状態


話はこれだけでなかった
まだ若い夫婦で1歳と3歳の子どもがいて、生活のため働いている女性
舅が寝たきりに
同居してて、自宅介護したら
ヘルニアがでて、悪化。治療に行く時間もお金もなくて
子どもが抱けない、生活に支障をきたしている状態
仕事もできない状態だけど、お金はいるから
ものすごく辛いけど、頑張っている。

こんな話ゴロゴロです。当たり前です。
介護しているご本人は涙涙で話されます。
子育てと介護と生活と苦しんでいる介護家族。すごい状況です。だから悲しい事件が起こるんです
誰が悪いんでしょうか?

裁判官から言われた言葉を、また思い出した。
「親の面倒を見るのが当たり前でしょう。」

子ども、特にお嫁さんがすべてを背負うには、ものすごく重すぎる・・
この言葉を思い出すたびに、怒りと涙が出ます。
あなたに何が分かってるの!といいたい。

介護保険制度
「家族なのに面倒みないなんて」
「お上の世話になるなんて」
とういう固定観念を壊すものだったのでは・・・

老人介護をしている家族は、悩んでいます!大変なんです!辛いんです!

情報がない、知らないことは ほんとうに辛い。


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