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2024年02月21日

釣り中の海中転落の事故が多く発生しています

愛知県と三重県の海において、令和6年1月から釣り中の海中転落事故等が6人発生し3人の方が亡くなられています。

これからの季節は春一番など南寄りの強い風が吹くことがあります。釣りを行う際は、最新の気象・海象情報を入手し、風が強くなる、波が高くなると予想される場合は、早めに切り上げ帰宅する、安全な釣り場に替える等、安全を確保する必要があります。

また、万が一海中に転落した場合は浮いて援助を待つことが重要です。海中転落事故に備えて救命胴衣を常時着用するようにお願いします。

<令和6年に発生した釣り中の海中転落事故等の概要>
@ 令和6年1月 三重県志摩市 漁港防波堤
40代男性 死亡 救命胴衣着用無し
1人で釣り中のところ、心疾患を発症し海中転落したもの。(死因は心疾患)

A 令和6年1月 三重県南伊勢町 筏上
70代男性 死亡 救命胴衣着用無し
友人の所有する筏の上で釣り中に、場所を移動中誤って海中転落したもの。

B 令和6年2月 愛知県田原市 漁港防波堤
50代男性 死亡 救命胴衣着用無し
漁港沖で漂流しているところを漁船が発見したが、死亡が確認されたもの。
付近防波堤上から同人の釣り具が発見された。

C 令和6年2月 愛知県田原市 漁港防波堤
70代男性 生存 救命土井着用無し
釣り中転落したが、付近にいた釣り人に救助されたもの。

D 令和6年2月 三重県熊野市 磯場
60代男性 生存 救命胴衣着用あり
妻と2人で釣り中に旦那が波にさらわれ海中転落したもの。
妻が、付近釣り人に救助を求め、釣り人が通報、漁船により救助された。

E 令和6年2月 三重県尾鷲市 磯場
30代男性 生存 救命胴衣着用あり
友人と釣り中に波にさらわれ海中転落したもの。
沖の定置網につかまっているところを友人が発見し通報、定置網関係者の漁船により救助された。


詳しくは下記PDFをご覧ください。