部会・分科会協議会へ参加
平成23年度 部会・分科会協議会
3月8日〜9日、国際展示場前のTFTビル(東京ファッションタウンビル)で開催された、部会・分科会研修会に行ってきました。この研修会は日本知的障害者福祉協会の組織の中の12個ある分科会の県代表が、毎年この時期に集まります。初日の午後から全体会、2日目Am分科会、Pm部会を行い閉会が16時過ぎになる結構疲れる研修ですが、いつも内容の濃い説明が聞けます。
今年は報酬も変わり制度改正の年ですので参加した皆さんは真剣に聞いていました。
厚生労働省、土生課長さんによる行政説明、全国あちこちでの説明会たいへんお疲れ様です。
中原会長による協会活動報告
その後は岩手、宮城、福島の代表者による震災報告、提言がありました。その中で、在宅障害者でサービスを使ってない方々の把握に大きな問題があったことや、緊急時のネットワーク機能、発達障害の方々の避難場所確保などが大きな問題として浮き彫りになった。また、福島県の場合は岩手、宮城との大きな違いは原発事故による放射能汚染を原因とする先の見えにくい問題が重くのしかかります。
福島県の古川会長から災害時、繋がりにくい電話を事前にNTTへ登録することで「災害時優先電話」として登録することで施設の電話で家族などに連絡しやすくなるとの報告があったので皆さんの施設でも登録をしてはどうでしょうか。
宿泊した東京ベイ有明ワシントンホテルの13階の部屋より国際展示場正門駅を撮影
2日目、午後の地域支援部会の様子
厚生労働省、障害福祉課 地域移行・障害児支援室の稲葉室長補佐による丁寧な行政説明、質疑応答が3時間近く休憩なしで行われました。お疲れさまでした。色々な疑問がすっきり解決でき良かったです。4月からは組織体系も変わり各県の役員の改選も行われるのでこれが最後かな・・・
協会の組織改正による心配は、国が推進する地域移行(ケアホームやグループホーム)利用者が直面する通院や余暇支援などの外出を担う重要なサービスである居宅介護事業の意見集約や情報発信の機会が減るのが気がかりです。
帰りは急いで東京駅へ、なんとか17時12分の「MAXとき337」に乗り込み20時15分に自宅へ到着できました。