仙台に2つ目の医学部?
仙台厚生病院が医学部新設構想発表
今朝の新潟日報に仙台厚生病院が東北地区の医師不足解消に医学部の設置を検討していると掲載されてました。(河北新報のホームページはより詳しいです)記事には東北福祉大学に医学部を新設し、座学は大学の校舎を使い、臨床実習は仙台厚生病院が担うようです。費用は200億円程度掛かるようですが仙台厚生病院が大半を負担するそうです。
仙台厚生病院は東北大学付属病院の斜め向かいですし、福祉大とも近いですね。正式決定は3月末らしいですが・・・
さて、東北福祉大学の卒業生はいずみの里の中で4名います。法人全体では詳しいことはわかりませんが、18名程度いるのでないでしょうか。母校が発展することはOBとしては嬉しい限りです。
現在でも東北福祉大学のせんだんホスピタルがありますが、認知症等の精神科や内科の専門病院です。医学部が設置されると大学も変わると思われます。何より、学生の「東北枠」が半数前後あり、授業料も私大では全国一安くするとの事らしい。
大学全入時代を迎え、定員割れを起こす大学も多いと聞いていますが、医学部設置の相乗効果で他の学部の偏差値も上がってきそうです。ちなみに、新潟県出身の来年度卒業生は7名(少ない・・・)らしいです。数十年前は30〜40名いました。やはり新潟医療福祉大学が開設した影響です。
それにしても地方の病院は医師不足が深刻化して大変ですし、当法人もいつも看護師不足で大変です。新潟大学の医学部の定員が少し増えるようですが・・・卒業後は地元に残ってください。
いよいよ15日、16日は大学入試センター試験です。医師を目指す人もそうでない人も頑張ってください。