アイガモ農家さんを訪ねました [2009年08月04日(Tue)]
埼玉県にある合鴨農家の江口さんの田んぼに訪れました。
合鴨農法とは、 田んぼに合鴨を放つことで、除草の負担が減り、フンは肥料になる…という 生き物の力を借りた農法です。 合鴨の田んぼの周りには、溝を堀り、水を張っています。 獣害対策だそうです。 田んぼ一角にある、合鴨たちのえさ場(上の画像の左手前)は、江口さんの手作りです。 ここにえさを置いておき、合鴨たちは田んぼの水の中から食べに来ます。 しばらくしてから、合鴨たちが田んぼからひょっこりと出てきました。 えさを食べて、また田んぼに戻る。(水を飲みに行く) そしてまたえさを食べて・・・ これを全員で何度も繰り返しているので、大忙しです。 この合鴨たち、稲の穂が出る8月上旬頃までには、 役目を終え、田んぼから引き上げられます。 (引き上げるときに、お手製のえさ場が大活躍します。) (その後は、しばらく育てて鴨鍋にして食べたりするそうです) 生き物の力を借りて、お互いに助け合うしくみを カタチにした、合鴨農法でした。 |