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生命あふれるまちづくり [2011年02月15日(Tue)]
2/8(火)、友人が主宰している「日本の医療を守る市民の会」の第33回勉強会に参加しました。

今回の講師は、前国立市長の上原公子氏。この勉強会ではめずらしく医療の話はほとんどなく、「まちづくり」の話がメインでした。

国立市は、大正時代に私企業が土地を買収し、大学を誘致して理想の学園都市構想を打ち立てました。そして、昭和27年には、日本で始めての市民発「文京指定地区」の指定を受け、市民自ら、「開発」ではなく「環境」をまちづくりの方向性として選択したそうです。この時の運動から「まちづくり」という言葉が作られたとのこと。

この日の講演内容に近いと思われる、2カ月ほど前の講演レポートをみつけました。
市民自治こそがまちをそだてる」上原ひろこ前国立市長の講演その1
「市民自治こそがまちをそだてる」上原ひろこ前国立市長の講演その2

さて、上原氏は団塊の世代で、主婦として、東京生活者ネットワーク代表、国立市議会議員等を経て、1999年から2期8年間国立市長を務めらました。ご出身は宮崎県の平和な町で、農村で休みを過ごされた経験も多いそうです。

『しなやかな闘い - 生命あふれるまちづくりの試み』(樹心社)という著作を読むと、都市型トランジション・タウンの理念になりそうな文章がたくさん出てきますので、いくつか引用させていただきます。

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「不便な暮らしは、人の支え合いなくしては成り立たない。農村での暮らしは、生き抜くための自然との共生、人との共生の学びの場でもあった。」

「自分の暮らすまちにこそ、社会の矛盾も、素晴らしい宝物もある。小さな足元の自然、歴史、文化、そして人々。それらとの出会いこそが、子どもの成長の糧となる。」

「人間を中心とした都市を考えれば、人が生まれ、子どもを育て、老いていくといった、人間としての基本的な営みが完結していく地域社会の再生が必要となります。」

「高度成長期に日本中がしゃにむに開発し続け、都市はとてつもなく肥大化した。その結果
まちは跡形もなく変貌して、人はようやく失ったものに気付き、真の豊かさを模索し始めている。」

「レイチェル・カーソンの言う「センス・オブ・ワンダー」(神秘さや不思議さに目を見張る感性)を育てる環境をまちづくりに描くことが、私たちが豊かさを感じながら生き延びていく未来をつくっていくことになる。」
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本当に同感です。でも、東京の都心部や下町地域で、センス・オブ・ワンダーを育てる環境をどうやったら取り戻せるのか・・・。もはや手遅れとは言わないし、あきらめもしないけど、答えは簡単には思いつきません。
Posted by かとしゅん at 22:39
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