鎌倉音風景 耳をひらく日曜日 [2010年10月24日(Sun)]
鎌倉音風景
今回はサウンドスケープファシリテーターのイワタマリエさんと 鎌倉をこよなく愛し、歴史に詳しく、ガイドブックに載らない鎌倉 スポットに詳しいソンベカフェの宇治さんのナビゲーターで鎌倉を 音から感じてみました。 朝7時に鎌倉駅に集合。 早朝のため遅刻者も多く、頭がぼーっとしながら出発。 宇治さんの鎌倉の歴史こぼれ話を聞きながら佐助稲荷神社へ。 鳥居をくぐり、階段を登ってワークショップの開始。 まずは音の体操ということで、 目をつぶって、耳をすます。朝のピーンとした空気で 色々な音がきこえてくる。 輪になって自己紹介をしながら自分の気になった音を話すと、 鳥や台湾リスの鳴き声だけでなく、空気や風、樹、水の音 をあげる人も多かった。 つづいて手ぬぐいなどで目隠しをして、音の空間を感じるワーク。 京都では、鐘の微妙な音の違いで東西南北や時刻を感じ取っていたという。 目隠しをすると、耳に集中できて、カサカサという音を聞いて、それが どの方向、距離感、高低を何となく感じることができた。 ハイキングコースを登って、源氏山公園で朝食。 早朝の公園は誰もいなく、貸し切り状態でピクニック。 早起きして得した気分になる。 ごはんの後は今度は音を絵で表現するワーク。 銘々好きな場所を見つけて、そこで音をきいて感じたまま絵にする。 15分くらい、それぞれちらばって一人の時間。 ハーモニカの音を合図に集合し、それぞれの音の絵をシェアする。 同じ公園の中でも色々な場所があって、場所によってきこえてくる 音も感じ方も本当にさまざま。 ![]() ![]() 音は耳からだけではなく、波動だから、皮膚から伝わってくる音もあるという。 心の音も聞こえてくる場合も。 最後は耳をつくるワーク。 ガラス瓶やペットボトル、空き缶、樹の実、貝殻、シールなど色々な ものを使ってみみを作る。ペットボトルを耳にあてるだけでも違う音が きこえてくる。これまた人によって千差万別。童心に戻って工作を楽しむ。 ![]() 源氏山公園の頂上には耳の形をした樹のこぶがあったり、 大地の穴に寝そべって音を聞いたりと音あそびを満喫する。 ![]() 山をおりて今日の感想をシェアした中では 一人で耳をすますだけでなく、今回のワークショップに参加して 色々な音の感じ方があることを知って面白かったとか、 季節ごとにまた音あそびをしたいという意見がありました。 宇治さんのナイスナビに対する賛辞も! 私も音の発見がたくさんありました。 せっかく持っている五感の一つ。もっと生かしていきたいですね。 ![]() 今日のイベントを企画してくれたかとち、ファシリテーターのマリエさん 鎌倉名ガイドの宇治さんに感謝 ![]() |