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2012/11/17(土)〜18(日)『鎌倉音さんぽ』参加者募集! [2012年11月08日(Thu)]
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毎回好評を頂いている『鎌倉音さんぽ』が半年ぶりに戻ってきます。

今回も名古屋よりサウンドスケープのファシリテーター、
岩田さんをお招きし、日曜日のかまくらの清々しい時間を一緒に
過ごしたいと思います。
ぜひともご家族、お友達をお誘い合わせの上、ご参加ください。

『鎌倉音さんぽ』とは、知られざる鎌倉の秘密道を耳をすましながら
歩くことで、耳をひらき鎌倉の音風景を楽しむTT鎌倉の試みの一つです。
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11月17日(土)〜18日(日)開催
[鎌倉音さんぽ] ―― 耳をひらき 音で遊ぶ日曜日 in 霜月
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今回は紅葉の鎌倉をテーマに音をさがしに出かけませんか?
ゲストハウス亀時間に宿泊して、早朝の鎌倉をさんぽしましょう。
ナビゲーターはサウンド・スケープのファシリテーター・いわたまりえと
TT鎌倉でおなじみソンベカフェオーナーの宇治香です。

朝の空気が立ち込める鎌倉の神社仏閣で、地球の音と、自分の感覚と、
つながってみましょう。

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前回のレポートは下記より
http://www.ototamari.net/blog/?p=1034
http://www.ototamari.net/blog/?p=1068
http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-1563.html

【日時】 2012年11月17日(土曜日)〜18日(日曜日)
【タイムテーブル】
17日 
     16:30 ゲストハウス亀時間集合・チェックイン
     17:00〜18:00 夕方の音さんぽ(声による自己紹介)
     18:00〜19:00 銭湯タイム
       (希望者は近くの銭湯へどうぞ、ゲストハウスにシャワー有)
     19:00〜21:00 夕食タイム    

18日
     6:30 チェックアウト・ゲストハウス亀時間出発
       *寺院などを廻りながら鎌倉を音さんぽします
       *途中でゲストハウスで用意した朝食を食べます
          
     12:30頃 鎌倉市常盤で解散予定
    
【参加費】7000円(宿泊代、夕食代、朝食代、プログラム参加費込み)
      *銭湯代、夕飯時のドリンクは別途支払い願います
【申し込み締切】11月10日(土)まで
 *締切後も空きがあればご案内しますのでお問い合わせください
         
【ご予約・お問い合わせ先】
 宿泊の可否、お名前(複数の場合、参加人数全員分)、性別、代表者住所、
電話番号を明記の上、fwpf7717アットnifty.com(アットを@に変えて下さい)
までメールでご連絡下さい。
なお、定員に達し次第締め切らせていただきます。
 
 *当日の緊急連絡先: 090-7680-3003 (加藤)

【持ち物】
 ・手ぬぐいまたは大きなハンカチ(目隠し用)
 ・スケッチブック、ノートなどの紙
 ・色鉛筆かクレヨンなどの筆記用具
 ・宿で用意する朝食用サラダを入れるタッパー
 ・飲み物(宿泊の方は宿で用意するので水筒を持参)
 ・一部山道を歩くので歩きやすく動きやすい服装、靴
 ・朝晩冷え込むので防寒着を必ず
 ・その他宿泊に必要なもの(寝巻、タオル、歯ブラシ、石鹸、シャンプー等)
 ・雨の時:うつわ(雨音遊びで使います。素材は何でも可。)

【雨天時の対応】
 雨天決行ですが、雨の状況に応じて、コースを変更します。
解散場所も変更になる場合があります。

【ナビゲータープロフィール】
◆ いわたまりえ(岩田茉莉江)◆
 沖縄の南大東島でこどもたちと始めた島音ひらいをきっかけに
 サウンドスケープを研究。旅先で音を記録しながら、こどもから
 おじいちゃんおばあちゃんまで、いっしょにみみをすます
 音のワークショップをかさねる。鎌倉の地に耳をなじませ、
 ひらくように聴く案内をします。

 音たまりHP http://www.ototamari.net/

◆ 宇治香 ◆
 鎌倉市出身。トランジションタウン鎌倉の拠点でもあるソンベカフェのオーナー。
 鎌倉をこよなく愛し、鎌倉の歴史、ガイドブックに載らない鎌倉スポット、
 鎌倉の環境問題に詳しい。今回のワークショップでは、各スポットでの音風景に
 鎌倉の歴史を織り交ぜてナビゲートします。

【主催】トランジションタウン鎌倉
 「トランジションタウン」とは、脱石油型社会へ移行していくために、
 小さな町単位で市民の創意と工夫、助け合い、地域の資源も活用して
 シンプルで楽しい暮らしを目指す市民運動です。
 鎌倉でも2009年に有志が集まり、TT鎌倉が発足しました。
 さまざまなテーマで持続可能な鎌倉づくりについてオープンな話し合いを行っています。

【協力】ゲストハウス亀時間
Posted by りょうこ at 22:18 | イベント | この記事のURL | コメント(0)
鎌人いち場出展報告 [2012年10月18日(Thu)]

先日の鎌人いち場、TT鎌倉も初出展してまいりました!
交流会的な雰囲気でブースを作り、まずは知ってもらうことを
目指した今回。
雨で最後は大変だったけど、なかなか楽しかったです。

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TT鎌倉も出してみる?と、投げかけてくれたまきちゃん、
出しましょうか!と盛りたててお膳立てしてくれたトコちゃん、
なんでもテキパキと作る、デキル女として名を馳せたみゆきちゃん、
当日のキエーロワークショップでお世話になった松本さん、
たいよう講のロケットストーブ講師スズケンさん、
テントを貸してくださったカンジーさん、
忙しい中当日ばっちりブースを担当してくれたゆりねえとすずまゆ、
紙芝居でぬれそぼった宇治さん、まっさん、よっしーさん、
ありがとう&お疲れさまでした。
他にも色んな方に顔を出していただいてうれしい限りでした。

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たいよう講のロケットストーブ作りや、
TT鎌倉ブースのキエーロワークショップも
なかなか好評で、みなさん興味津々。

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紙芝居も小さなお客さんがいっぱい来てくれたのですが、
雨がすごいタイミングで降り始め、
隣のロケットストーブからは、小枝を入れる場所を間違えたために
不完全燃焼の煙がモワワワワ〜と降りかかってくる始末(笑)
そこここで「ケホッ、ケホッ」とむせながらも
頑張って最後まで見てくださった皆様に感謝です!

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Posted by りょうこ at 23:39 | イベント | この記事のURL | コメント(0)
第15回目鎌倉あるものさがしのお知らせ [2012年10月16日(Tue)]
忙しいカトチくんに代わりまして、
第15回目鎌倉あるものさがしについて
お知らせいたします♪

あるものさがしとは鎌倉の自然・歴史・風土などの資源を
さがして歩く屋外ワークショップ型ハイキングです。

鎌倉のより良いまちづくりは地元を良く知ること、
愛着を持つことから始まるという発想から始まった
プロジェクトです。

鎌倉にお住まいでない方でももちろん結構です。
お気軽にご参加下さい。

**************************
第15回 鎌倉あるものさがし
     「あるさが☆お楽しみツアー」
**************************

数えたらもう15回目の通称「あるさが」(ナビゲーターの宇治さんが
この通称を広めるため熱心に連呼中)ですが、
今回は事前に場所を告知しない、「お楽しみツアー」といたします♪

ナビゲーター宇治さん曰く
「紅葉には少し早いですが、散策するにはとてもいい季節。
人も少ない自然と古刹を織り交ぜた場所にしようと思ってます。」

今回、宇治さんが考えてくれている場所、
知っていたら相当の鎌倉散策通デスョ!

みなさまのご参加を楽しみにお待ちしています。

◆日時 10月29日(月) 雨天中止
(前日20時の天気予報で判断します。
天候が怪しい場合は吉澤まで電話でご確認ください)

◆集合 午前9時 JR鎌倉駅東口改札前

◆参加費 1000円(拝観料込、バス代かかる場合は別途)

◆ナビゲーター 宇治香
  TT鎌倉でおなじみソンベカフェのオーナー。
  鎌倉をこよなく愛し、鎌倉の歴史、ガイドブックに載らない
  鎌倉スポット、鎌倉の環境問題に詳しい。
  分かりやすくユーモア溢れるガイドにファン急増中。

◆持ち物
 ・お弁当・水筒・敷物
 ・筆記用具(お気に入りの色鉛筆・スケッチブック等)
 ・歩きやすい服装・歩きやすい靴

◆定員 先着15名(要事前予約)

◆お申し込み・問い合わせ先 ※今回より変更しております
  参加申し込みは吉澤涼子までメールでお知らせください
  rykyshzw@gmail.com
  前日、当日の緊急連絡先 090‐4709-2692(吉澤)

◆主催  トランジション・タウン鎌倉
Posted by りょうこ at 01:35 | あるものさがし | この記事のURL | コメント(0)
10月のTTサロンご案内 [2012年10月15日(Mon)]
今日から旧暦長月。
秋明菊、ほととぎす、あざみ・・・奥ゆかしい紫の
花に囲まれた小道を発見しました。幸せな一日です。

次回のTTサロンのご案内です。

 日時:10月24日(水)19:00〜21:00
 場所:ソンベカフェ(鎌倉駅西口徒歩3分
    http://song-be-cafe.com/

 参加費:200円

 ※持ち寄りでごはんを食べますが、
  仕事帰り等の方は無理せず手ぶらでお越しください。

 内容:TTサロンはその時気になっていることを自由に話す場です。
    10月は特にテーマを設けていません。
    お気軽にご参加ください。

    初の試みとして、「人に歴史あり」コーナーを設けます。
    今こうしてトランジションの活動をしている、
    それぞれの人に歴史あり。
    19:00〜19:30は、その人の歴史を語ってもらいます。
    実はそれぞれに特技もあり。
    突然なにかの講座が始まったりしてもOKです。
    初回は、かまくら今昔物語紙芝居や、
    アナログロマンチック寸劇で活躍中の増田康仁さん!

皆さまのご参加、お待ちしております。
Posted by りょうこ at 21:53 | サロン | この記事のURL | コメント(0)
9月TTサロンのご報告 [2012年10月15日(Mon)]
9月26日、10人ほどと少人数でしたが
交流会実行委員メンバーが多く和やかに集まりました。
ここ半年くらいのつきあいなのに
しっかりコミュニティになってきているなと感じます。

まずはトランジション夏フェス!で南阿蘇に行った
メンバーから報告や感想。

---

去年まで鎌倉にいたピカレくんの歌(と人柄)の強烈さが
一番印象に残ったかも!?ですが、やはり圧巻はセルフ
ビルドの家の見学だったのではないでしょうか。

葉山にいた俊郎さんのオフグリッド生活は耳にしたり
目にする機会も多かったと思いますが・・・
http://tanemakihousett.greenwebs.net/

はじめに訪ねたのは、集落の中にある次郎さんのおうち。

数年前に移住して地元の方や行政との信頼関係を作って
みんなの移住を支えてきた次郎さんの茅葺の家は築百数十年。
ボロボロの古民家を自分で少しずつ直してきました。まだ途上。
http://www.youtube.com/watch?v=k2szQQbNYKY

夏でも絶やさない囲炉裏を囲んで「家の中に火がある重要性」の
話は、う〜ん納得。煮物、焼き物、燻製もできるし、除湿にも
なる。そして、家の中心・団らんの場。

庭にはコンポストトイレ。【写真1】
このトイレは、鎌倉でのお話会が大好評だった野糞の達人、
伊沢さんも「素晴らしい」と感嘆したといいます。

http://nogusophia.com/
1_Jiro_toilet.JPG

山芋掘り機で1.5cmくらい掘り、木の便座がかわいい便器を置き、
ティピのように布をかぶせて出来上がり。
家族5人が1カ月くらい使って、満タンになったら移動していきます。
年間15回くらい移動するそうです。

伊沢さん曰く、「人間が自然に返せるのはウンコしかない!」
そんな、自然の循環のなかに入っていけるコンポストトイレは
私の憧れです!!(個人的な想いがあふれてしまいました)

次に訪ねたのは山の中のしゅうさんの家・・・?【写真2】
なんと、山の木を自分で伐って全て自分で作ってる!
柱と屋根ができて、今は2階の床を敷いているところ。

2_Syu_ie - コピー.JPG

これが、鎌倉ではちょー豪邸に分類される大邸宅なんです。
俊郎さんが小さく見えるでしょう?
これを伐って構造から自分で作った???

?がたくさんの見学者に、「本とかネット見れば作り方
書いてあるし」と理学療法士のしゅうさんは涼しい顔。

「でも、いきなりこんな家建てられるんですか?」
と聞かれたしゅうさん、「はじめに小屋つくってみたよ」。

その小屋の完成度も、めちゃ高い。【写真3】
雨どいからの水をワイン樽にためて雨水利用をしています。
室内がわかりませんが、ちょっとしたディテールが、
本当にステキなんです。

3_Syu_koya.JPG

外には自作のお風呂もあります。【写真4】

4_Syu_furo.JPG

これ、太陽熱温水器。拾ってきたそうです。
普通屋根の上に乗せますが、風呂桶より下にあることで
風呂桶に水を入れておいて太陽が出れば対流熱で自然に
循環するとのこと。目からウロコ。

---

南阿蘇の自然と共に生きる暮らしを垣間見て、
この鎌倉ならではの持続可能な
生活・地域づくりってなんだろう?
みんな、なんとなく自分に問いかけながら
帰ってきたようです。

報告を聞いたあとは皆で「これやりたい」を話し合いました。

アラナイ(アラウンド90歳)プロジェクトは
着々と鎌倉のお年寄り情報を収集している模様。

持ち物シェアリングも朝ミーティングを重ね、
システム構築中。
お互いさまの地域づくり復活を目指しています。

暮らし部は冬に向けて繕い物の会を企画中。

さぁ、鎌倉でもワクワクする暮らしをつくっていこう!
プロジェクトへのご参加、お待ちしています。

TTサロン担当 宇治牧子
Posted by りょうこ at 20:53 | サロン | この記事のURL | コメント(0)
鎌人いち場に初登場! [2012年10月12日(Fri)]
10/14(日)は、鎌人いち場!

今回、TT鎌倉もブースをだすことにしました!

そこで、生ごみ処理ボックスのキエーロを作るワークショップを
発案者の松本さんと一緒に行います!キエーロ誕生の秘話や、
キエーロをもっと楽しく使えるアイデアなど
おしゃべりしながら作りたいと思っています。

「キエーロ、気になってたんだよな。」って方はぜひ!
「家にあるけど、使ってないなぁ〜」って方もぜひ!
「キエーロってほんとに楽しいよね」って方もぜひ!

いろんな情報をみんなでシェアして
たのしく生ごみ処理をしましょう!

************************
 キエーロ(生ゴミ処理ボックス)を作ってみよう!
************************
キエーロは、毎日出る生ごみをなんとかおうちで
処理できないものかといろいろな方法や機械を試しつづけた
葉山にお住まいの松本さんご夫妻が、
十年かけてたどり着いた最後の形。
それは、土と太陽と風の力を借りて生ごみを分解するという
いたってシンプルな方法でした。

キエーロを、日当たりと風通しの良い場所に設置します。
おうちで出た生ごみを、箱の中の土を掘って、土と混ぜて、
土でふたをすればそれで終わり。

土の中の微生物が生ごみを分解して土に戻してくれるのです。
不思議なことに土の量も増えない。臭いもない。

その発案者の松本さんの指導のもと、庭に直置きタイプと
ベランダに置く箱型タイプの2つのキエーロを作ります。
ご希望の方はお持ち帰りいただけます。

<日 時> 10月14日(日) 13時〜14時

<場 所> 鎌人いち場「知る場」トランジション鎌倉ブース
      @鎌倉海浜公園 由比ヶ浜地区 
      http://kamandoichiba.com/

<参加費> 無料
<お申し込み> TT鎌倉のメーリングリストに参加されていない方は
        miyuki.izutsu@gmail.com または、
       090-5927-9323(井筒)にコメントを残して下さい。
<主催> トランジションタウン鎌倉

鎌人いち場のトランジションのブースでは、ワークショップ以外に、
トランジションの説明や展示、7月に開催した「かまくら誰でも交流会」
でみなさんに好評いただいた紙芝居も 行います!
みなさまのお越しをお待ちしております♪
紙芝居は15時から!
Posted by りょうこ at 03:53 | この記事のURL | コメント(0)
福島告訴団説明会ご報告 [2012年10月12日(Fri)]
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10月10日水曜日の夜、ソンべカフェにて
告訴団についての説明会を行いました。
最初ご連絡頂いていたのは3名の方のみでしたが、
蓋をあけてみたら葉山からも参加してくださった方がいて
合計12名となりました。
いらしてくださった皆様、どうもありがとうございます。

残念ながらご都合の付かなかった方々とも
少し内容を共有できればと思い、ブログでも報告いたします。
長文になりますが、直接顔を突き合わせての
説明会の様子をお伝えしたいと思います。

********************
NPOアースマンシップの副代表岡田直子さんよりさんより、
この夏開催した福島の子供たち無料招待キャンプについてのお話
(抜粋)

気仙沼にボランティアで通いながら、福島を素通りしてまうことに
違和感を感じた2011年だったが、
今年こそは福島のために何かしたいと考え、
Earthmanship「福島こどもサポートプロジェクト」を立ち上げた。

夏のキャンプに福島のこどもたちを
無料招待するために始めた募金では
1,352,966の心が集まって、1,352,966円の募金達成。
ご協力いただいた鎌倉の皆さまに感謝。
奥多摩にあるアースマンシップのフィールド
(線量もきちんと量って安全を確認)で
2回キャンプを実施し、それぞれ福島市内から5名(無料)、
南相馬から10名(無料)、東京から10名(自費参加)が参加。

支援のキャンプというと、聞こえはいいけれど、
実際に現地とやり取りする中で、私たち東京の人間は
何もわかっていなかったと思うことが多々あった。

やはり地震も津波も、あの福島の事故も、
直接は経験していない首都圏の
私たちには知り得ない状況がある。

子供キャンプに付き添ったお母さんの話で、
息子の甲状腺に膜があると診断されたので、
もっと詳しく調べてほしいと思って病院へ行ったら、
受付で門前払いされたと聞いた。
山下俊一福島県立医科大学副学長が福島の患者を診ないようにと
お達しを出しているという話を実感した。
関東に住む私たちは、個々に福島の人たちと
繋がる必要性を感じたキャンプだった。

【告訴団について】

武藤類子さんを筆頭に、1324人の福島県民が第一次告訴。
告訴は、犯罪の被害者が捜査機関に対して、
犯罪者の刑事処罰を求める意思表示であり、
きちんと捜査し処罰してもらいたいと意思表示すること。
損害賠償を求める民事訴訟でありません。

今回、私たちが参加しようとしているのはその第二次告訴団。
第二次告訴は、全国告訴として1万人の参加を目指すもので、
3.11に日本にいて福島の事故で被害を受けたと思う人は、
だれでも(外国人でも子供でも)告訴が可能です。

この告訴によって、被告訴・被告発の33人に重い刑罰を下すことは
難しいと思われますが、辞任のみ、あるいはそのまま
何のおとがめも受けずにいる東電会長・役員、御用学者たちに対し、
今回の事故の責任と罪を問うということに意味があると考えています。

罪状は「業務上過失死傷罪」、「公害罪」など。

何故、福島県民はたくさんいるのに、
告訴したのが1324人だけなのか?

福島の方々と話すと、
私(岡田直子さん自身)が理解する限りでは、
告訴なんてしている場合ではないというのが
現状のような気がします。
そんな時間も精神的余裕もない。
おそらく福島の人たちの中に、
告訴をする力が残っている人は
とても少ないんだと思います。
そんな中でこの第二次告訴は、ほんとは告訴したくても
その余裕のない福島の人たちをバックアップする、
という意味もあると私は感じています。

本日鎌倉に来る前に、吉祥寺で開かれた
肥田舜太郎先生の講演会に行ってきました。
広島・長崎の原爆を経験した95歳の肥田医師が
淡々と伝えるメッセージは非常に明快で、集約するとこの二つでした。
1)今 日本人は全員がヒバクシャとなった。
2)私たちがしなければならないことはただひとつ。
  次の世代、またその次の世代に
  日本をきれいな状態で残すために、
  今から一日もさぼることなく、死ぬまで努力をすること。
  これが今の大人の責任である。

原発が動いている限り、放射能は漏れ続けます。
横須賀には原子力関連施設があり、燃料棒をつくる
グローバル・ニュークリア・フューエル・ジャパンの工場もあります。
(直美さんもご指摘)
決して放射能汚染は今に始まった話ではないのです。
だから原発は全てなくさないといけない、
そう肥田先生もおっしゃっていました。

これを聴いて、やはり私(岡田さん)は告訴団に入ろうと思いました。
結果はどうであろうと、次の世代に対して、
母さんはやるべきことをやったよと言える自分でいたいと思います。

もう一度いいますが、福島原発告訴団というのは、
1324人の福島県人がこの夏に起こした告訴に続いて、
全国から第二次告訴をしようというものです。
福島原発の事故で被害を受けたと思う人なら
誰でも告訴団に入ることができます。
そして、肥田先生の言うとおり、日本人は全員被爆したのです。
ということは私たち全員がこの事故の被害者です。

これは今できることの一つではないかと思っています。

告訴団に入ることによって、原告になるのではありません。
やることは、入会手続きと陳述の提出。裁判の傍聴は自由です。

Q
もちろん自分も告訴に加わろうと思っているが、
福島の方々が被っている害は、
私たちのそれよりもすさまじいもののはず。
その害を受けた県民こそが1万人くらい告訴しないと、
ちょっと弱いのではないか。

A
5〜8月、キャンプに向けて被災した福島の方々と
少なからずやり取りしてきた者として感じたのは、
彼らの中に、この事故のこと、放射能被害のことを考えたくない、
できれば忘れたいという気持ちがあるのを感じます。
そして、その辛さや苦しみはなかなか表面に出てこない。
これは、こちらで暮らしている私たちには、
なかなか実感を持って理解することが難しいことだと思います。

陳述書を書くのも、傷をえぐられるような、
おそらくとても辛い作業だろうと想像できます。
そんな中で1324人が告訴に踏み切ったというのは、
すごいことだと思うのです。
「たった1,324人しか告訴団に入らなかった」ではなくて、
「1,324人もの人が告訴団に入った」ということだと感じます。

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みなさん、色んな思いを持って
説明会に参加してくださいました。

少しでも可能性があるなら参加してサポートしたい。
いや、自分の責任として、
行動しないでいたら次の世代に申し訳ない。

そんな思いを抱えながらも、現実問題として
重い有罪判決が下る確率は低いだろう、
そう思う方も多いと思います。
ただ、一部の良心のある弁護士、検察や政治家を
サポートする意味もあるのではないか、という話もありました。

少しでもそういう人たちがいて、1%でもこの事故を起こし、
放置した結果たくさんの被害を出した人間の責任を
明確にする可能性があるならば
参加する意味があると思うのです。

締切り(10/15)が迫っています。
時間があまりないので、
ぜひ早急にご検討いただければうれしいです。

告訴団に入るために必要なのは
1)申込書(フォームあり)
2)弁護士さんへの委任状(フォームあり)
3)陳述書(参考文あり)*自分がどんな被害を受けたかを書くもの。
4)会費1000円

福島告訴団・関東ページから書類をダウンロードできます。
http://dainiji-fukusimagenpatsu-kokusodan.blogspot.jp/p/blog-page.html
リーフレットと振り込み用紙は、念のためソンべカフェに土日置いておきます。
(金曜夜に置きに行きます)

所感(吉澤涼子)
直美さんや、直子さんの話の中で、
3.11の事故が起こって、「これは自分の責任だ」と
感じたという言葉が深く心に刺さりました。
私自身、今までの自分の無関心・無意識を反省し、
未来の世代に対して償う気持ちで
出来ることをひとつづつ、
あきらめないでやって行きたいと思っています。

鎌倉・逗子・葉山で、共に気持ちを共有して
一緒に行動できる方々がいることに、日々深く感謝しております。
長くなりましたが、この週末是非時間を作って、
告訴について考えていただければ幸いです。
Posted by りょうこ at 03:32 | イベント | この記事のURL | コメント(0)
つれづれ帳おいてます。 [2012年10月12日(Fri)]
9/26のTTサロンの後、ソンべカフェの本棚につれづれ帳を置きました。
7/1-2の鎌だれ交流会報告、その後のサロンやイベントのこと、
すこしづつアナログでも残していこうと思っています。
日記連絡帳みたいに使ってもらえると嬉しいです。

ソンべカフェで、お茶、ご飯ついでに是非手に取って、
興味のある方はだれでも足跡を残して下さいね〜PA083366.jpg
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Posted by りょうこ at 03:13 | この記事のURL | コメント(0)
9月のTTサロン [2012年09月25日(Tue)]
お知らせが直前で恐縮ですが・・・

暑かった夏もおわり、もうすぐ虫の音、月あかりの葉月です。
いかがお過ごしですか。

さて、毎月第4水曜日に開催している
トランジション・タウン鎌倉のTTサロン、
今月は9月26日(水曜日)に開催です。

今回は、南阿蘇の夏フェスに、地域最多の8人で参加した鎌倉チームより、
見たこと・聞いたこと・感じたことの報告をしたいと思います。

また、鎌倉のトコちゃんが協力した
「日本のトランジションタウン事例集」の上映もします。
(長いので、早く来られる方のみ)

各地の事例に刺激されたら、鎌倉でできることはなんだろう?を
皆で話し合いましょう。

葉山の方も是非いらしてください。
たいよう講に続く合同プロジェクトもできるかも!?な〜んて。

皆さまのご参加、お待ちしております。

-------------------------------------------

とき:9月26日(水)18:00〜21:30
ところ:ソンベカフェ(鎌倉駅西口徒歩3分)
    http://song-be-cafe.com/

ごはん:一品もちよりでお願いします。
    お仕事帰り等の方は無理せず。


参加費:場所代200円

だいたいのスケジュール:
18:00〜19:10 「日本のトランジションタウン事例集」(62:30)上映
19:10〜20:00 夏フェス!報告
20:00〜21:30 こんなことやりた〜いを話そう
21:30〜22:00 みんなで片付け/22時完全撤収

お問い合わせ&参加申込(人数把握のためできるだけ参加(時間)をお知らせください):
makiko103@hotmail.com / 090-3902-9121 (宇治牧子)
Posted by りょうこ at 21:53 | サロン | この記事のURL | コメント(0)
7/1&7/2 鎌だれ交流会 チラシ [2012年06月18日(Mon)]
こちらはチラシです。
鎌倉市内でチラシも配布中。
ソンべ カフェ、パタゴニアストア、麻心、一花屋、コバカバ、パラダイスアレイ、亀時間、満、などなど、各所でチラシをおいていただいております。

==============================
「楽しいをつくろう 鎌倉だれでも交流会」
==============================

7月1日(日)10:00〜17:00
7月2日(月)14:00〜19:00

開催場所: 材木座公会堂 

行き方: 
徒歩の場合 鎌倉駅から徒歩20分、
バスの場合 京浜急行バス7番乗り場の鎌12、鎌40、鎌41系統、「九品寺」下車すぐ。

参加費: 無料


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Posted by りょうこ at 10:45 | イベント | この記事のURL | コメント(0)
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