つながるカフェ@ふくしまオルガン堂 [2013年07月01日(Mon)]
6月20日(木)、ふくしまオルガン堂でつながるカフェを開催しました。
![]() (ふくしまオルガン堂@下北沢) お昼の定食が大人気のオルガン堂。「言ってみたい」という声やファンの存在は多いものの、夜の営業は一定人数が集まったときにのみ・・・とうことで、この日はオルガン堂のお食事とふくしまの話 を堪能する時間として「つながるカフェ」を設定しました。 この写真は、この日のために用意されたメニュー表。 ![]() 手作りの温もりが伝わってきます。 店内には旬の野菜や加工食品などが販売されています。すべての食材に放射能測定を行なっており、その結果がしっかり表示されています。 この時の旬の一押しは佐藤錦。さくらんぼが終わると、つぎは桃が始まるそうです。 (オルガン堂のツイッターで、旬のメニューが発信されていますので、要チェック!) 前菜も、こんなに豪華。ひとつひとつのお料理、店長の阿部さんが丁寧にご紹介くださいました。「どれも日本酒に合うんですよ!」と福島の地酒のアピールもしっかり・・・。桑の葉のお茶や野菜ジュースなど、ドリンクも豊富で、疲れた身体が元気を取り戻します。 (アスパラ豚巻串揚げ) 会津の郷土料理「こづゆ」は、会津から専用の器を取り寄せてのご提供。文化も一緒に味わえる、心づくしのおもてなしでした。食べるのに夢中になってすべてを写真におさめるのを忘れてしまいましたが、アスパラ豚巻串揚げ、ふろふき大根のえごま味噌など、お腹いっぱい、堪能させていただきました。 お食事の合間に、福島の今、そしてオルガン堂への想いについて、お話を伺いました。 店内には福島民報など福島の地元紙が置かれてあります。「是非これを読んで、福島の今をしってください」。そこには、放射能測定値の情報が事細かに掲載されており、これを日々目にして生活する人たちがいるという現実を、リアルに感じ取りました。 ![]() 有機農業をするために17年前に福島に移り住んだという喜多方市山都町の農家さんからは、有機農業への思い、そして震災と原発事故の経験を伺いました。土地を想い、故郷での生活を守りたいというみなさんの想いが、胸に深く響きました。 今回は、オルガン堂ファンの方、地域で環境保全やコミュニティーづくりの活動をしている方、フリージャーナリスト、国際機関職員や企業勤務の方など、多様な方のご参加があり、参加者同士のおしゃべりも弾む、あたたかな夜となりました。 これからも定期的に、ふくしまの今を感じるために「つながるカフェ@ふくしまオルガン堂」を開催していきたいと思います。 オルガン堂のみなさま、ありがとうございました。 |
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Posted by
makiko21
at 22:08