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2013年12月13日

港区 区長訪問

当委員会では、港区内で実施した「被災者支援拠点」運営訓練の経験を踏まえ、地域の自主防災組織の皆様と協議し、これまでの防災のあり方に加えて新たな備えを提案するために、港区の武井雅昭区長を訪問しました。

避難生活で被害を拡大しないために!
『被災者支援拠点』の整備・運営に向けた8つの提案

@「被災者支援拠点」としての施設・設備について
 提言1:すべての避難施設の現状確認を!
 提言2:多様な避難者への配慮という視点から、施設・設備の見直しを!

A備蓄や人材など地域での「備災」について
 提言3:地域組織の「備災力」の可視化を!
 提言4:「備災力」向上のための地域円卓会議(※)の開催を!

B避難所および在宅避難者を支える体制について
 提言5:学校・施設も地域ネットワークの一員に!
 提言6:在宅被災者を支援する体制づくりを!

C災害に備えた訓練について
 提言7:多様な住民が参加する実践的な「被災者支援拠点運営訓練」を!
 提言8:24時間、72時間、1週間の3段階で具体的な想定を!

さらなる取り組み強化に、当委員会も協力していきます。

(※)円卓会議とは?
地域や社会の課題の解決に向け、行政、企業や商店・農林水産業などの事業者、金融機関、労働者、消費者、市民団体、教育機関など、地域の多様な主体がお互いの力や課題を共有しながら、対話と協働を積み重ねるものです。「マルチステークホルダープロセス」とも呼ばれるこの手法は、欧州などを中心に世界各地で試みられています。
posted by 前川 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政策提言