母と子のキャンプ2: しあわせ比べ [2006年09月18日(Mon)]
さて、野外炊事に協力してくれている日本エスコフィエ協会の山之内シェフ、実はここだけじゃなく色々な場所でボランティア活動をやっていらっしゃいます。
児童養護施設でのクリスマス会、知的障害者施設でのイベントなど。 そして話されていた話。 「児童養護施設にくる子どもは、虐待された子が多い。 クリスマスパーティーにマスコミの取材が入った。報道前に、この子の写真は使っていいかどうか、一枚一枚チェックする。 その中に、妹と弟を父親に殺されたという子がいた。 父親が近々出所するため、顔を出して所在がわかると危険だという。 幸せは、上を見ればきりがない。上には上が、下には下がいる。 このキャンプに来ている人たちは幸せだと思う」 人間、どんな状況であっても100%満足はしないし、何かしら悩みを見つける。 幸せ度も不幸度も、比較しても意味がない。 どんなつまらない悩みでもそれに捕われて動けなくなる人もいるし、周りの人が同情するくらいしんどい状況でもけろっとして頑張れる人もいる。 我慢する必要もないし、自分がしんどいと感じたら助けを求めればいい。 …と、思う。 でも自分の好きなことで人をサポートできるのは、よいですね。 キャラメルソース作りに奮闘する鈴木シェフ。 できあがった料理。豪華さにびっくり。もちろん味も一流です! |