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手話でつながる世界 [2009年11月05日(Thu)]

先週の金曜日、財団の助成事業の「アジアに拡がる手話辞書・教材の人材育成プロジェクト」の事業報告会のお手伝いに行ってきました。

香港中文大学から事業責任者のジェームズ・ウッドワード教授とグラディス・タン教授、コース受講中のケニーさんを招いての報告会。

ろうあ連盟や手話研究者などをはじめ25人の方々にご参加いただきました。

通訳者は、
英語⇔日本語2人、
日本語⇔日本手話3人、
英語⇔香港手話1人の、
計6人。

音声言語のみで行われる会議よりもインタラクティブな感じがする。
妙な一体感がありました。


(写真はイシイさんのブログから拝借)


印象的だったのは、ろう者の集まりは意外と私語が多いということ。

説明の最中も、くるっと振り向いて、または隣の人の肩をポンポンと叩いて、私語が始まる。

「今のどういう意味?」

「えっ? 研修中は食費も宿泊費も無料ってこと? いいね!」

(そして目の前の人にしか話していないつもりでも、会場中から読み取られてしまうので要注意です)


もうひとつ印象的だったのは、
「他国の大学と新しいネットワークを築くときはどうやって選ぶのか?」
という参加者の質問に対するウッドワード教授の答え。

「まず対象とする事業国を絞って、次に世界ろう連盟に連絡し、
候補国にしっかりした当事者団体があるかどうかを調べる


対象国・地域の当事者団体の協力は、研修生の募集やプログラムの内容など、プログラム推進の上で不可欠だそうです。


当事者の中から、問題解決に向けて動ける人材を育てたいのは、ろう者もハンセン病回復者も同じ。

しっかりした当事者の団体があり、当事者のエンパワメントがある程度進んでいる地域でなければ、さらに次のステップを目指す新しい事業を立ち上げるのはうまくいかない。
事業の中核を担える当事者の人材が存在しないからだ。


終了後にその感想をいうと、
「そりゃそうだよ。ベトナムでは事業を始められるようになるまで20年かかったよ」
といわれた。

…そうですよね。
ハイ。


たまに他の事業を覗くと新鮮で楽しい。

日本財団の海外における聴覚障害者支援事業についてもっと知りたい方は、こちらをご覧ください。

イシイさんヨコウチさん、ヨシダくん、貴重な機会をありがとうございました&お疲れ様でした!
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コメント
長い目で長期間事業をみられるのは、国際ならではですね。
実際長い目で計画できているかどうかは、胸に手を当てて考えねばならないところですが。

Woody教授の熱意には、本当に頭が下がります。

ハンセンとの情報交換もぜひぜひ。近々企画しますね ジョッキ
よろしくお願いします!
Posted by: awa→横内さん  at 2009年11月06日(Fri) 20:40

粟ちゃん

こないだはたくさん手伝ってくれて本当にありがとう!粟ちゃんがいてくれると頼もしいわ。しかもブログにも感想を書いてくれて感激です。

私も全く同じように感じてるよ。カンボジアに4年前行ったときは、まだろう関係の事業を行おうにも現地に中核を担う人材がなかった。でも、今はやっとその芽が出始めてる。前はプロジェクトをやりたくてもやれないジレンマを関係者から感じてたけど、今は希望の光が見えてます。

ベトナムのろう教育事業も、ろうの大学生を誕生させるまでに8年かかって、「小学校の教員を作る」」という具体的な目標を達成できるのは来年、開始から12年後のこと。気の遠くなるような長さだけど(と感じるんだけど)、Woody教授のようにずっと腰をすえてコミットメントできる素晴らしい指導者がいたから可能になったんだなあと思う。でも、開始までも20年かかったんだったら、本当にとんでもない長さだねえ。

またハンセンと障害で情報交換しましょうね。

ではでは
Posted by: 横内  at 2009年11月06日(Fri) 09:21