「名言セラピー」 [2005年12月12日(Mon)]
久々にブックレビューを。
『3秒でハッピーになる 名言セラピー』 著 ひすい こたろう 発行 ディスカヴァー・トゥエンティワン ---------------------------- ちょっと前までこういう処世術本(?)てあまり好きではなかったのですが、えにしさんにお借りしたので読んでみました。 「パッと読めちゃうから」 というお薦めの言葉通り、…ほんとにパッと読めます。 「しあわせは、なるものではなく、気づくもの」 という考えをベースに、しあわせに「気づかせる」小話を柔らかい言葉でまとめたもの。 印象に残った小話をひとつご紹介。 脳は不合理を許さない。 「ある現象が起きたときに、 脳は、合理的な理屈を勝手に見つけ出そうとするのです。 不合理なままでは落ち着かないのが脳なのです。」 幸せになるための脳の使い方。 人に『ありがとう』と声を出して言ってみる。 すると、脳はその人に対して感謝する合理的な理由を探し出す。 そうすると、周りの人のいいところが見えやすくなる、 …という話。 いいかもしれない、と思った。 「ありがとう」じゃなくても、たとえば応用編で、「今の相手は最高のパートナーだ」とか、「自分がやってる仕事はいい仕事だ」とか。 一言でいってしまえば「自己暗示」。 でも同じ毎日を過ごすなら、「自分は幸せだ」「あの人はいい人だ」と、自分や周りの人のいいところに気づきながら生きていける方が「しあわせ」だし、精神的にも楽。 もし本当に改善しなければいけないような欠点や改善点があるなら、それくらいの自己暗示では誤魔化せないでしょう。自己暗示で誤魔化せるくらいの不幸せ、欠点は見えなくなる方がちょうどいいのかもしれません。 この逆の発想で、「1日1000回ため息をつくと、鬱病になれる」という話もありました。 …どうせならハッピーになれる方の自己暗示をしたいものです。 ため息は、自分だけでなく周りの人にまでマイナスの波長を与えてしまいますからね。 (といいつつ、今日もついてしまうのですが……気をつけます。) ひすいこうたろうさんのブログはこちらから↓ 人生を3秒で変える名言セラピー299話♪ 本を買わなくても、セラピーは受けられます。 |