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奄美出張4:伝統を伝えるということ [2008年03月19日(Wed)]

……で、こちらが本物です。



大島紬とは、奄美大島の特産品で、「手で紡いだ絹糸を泥染めしたものを手織りした平織りの絹布」のこと。(Wikipediaより)

細い糸で、縦糸と横糸を組み合わせて模様をつくっていきます。

染色の方法は織った後から色をつけるのと、織る前に色をつけるのと2つありますが、大島紬は織る前に色をつけます。

糸にあらかじめ白い部分と黒に染色された部分があるのが、見えますか?





大島紬ができるまでの工程は、以下の通り。

1)図案をつくる

2)締機(しめばた)で図案にあわせながら糸を締める。
(染める部分と染めない部分を分けるため。糸が締められた部分は泥に浸しても色に染まらず、糸が締められない部分のみに色が入る)

3)テーチ木の樹液で20回の染め、泥田で1回の染を一工程とし、この工程を3〜4回繰り返す。

4)加工(糸繰り・部分脱色・刷り込み・染色など。加工のみで28工程!)

5)手織り

…と、聞いただけで気が遠くなるような手順を経てつくられます。


古くは薩摩藩への献上品として作られていたもの。
そのため、地元の人たちの中には「苦しい時代」というネガティブのイメージが強いそうです。

それでも地元につながる大切な文化として次世代に伝えていこうと、色々な活動を行っています。




毎月15日は「紬デー」!
みんなで大島紬を着てでかけましょう、という呼びかけ。

おばあちゃん、可愛い。



現在、この事務所兼店舗では中古の機織機を5機ほど置いていますが、店に出していると「うち昨日捨てたのに」と通りすがりの住民にいわれることもあるそうです。
こうした不要になった機織機を継承活動に使っていくための橋渡し機能も担っていきたい、と代表の方が語ってくれました。

小学校の空き教室に機織機を持ち込んで、1ヶ月交代で巡回するなどの「あるく機織機」プロジェクトも、画策中。

将来的には、機織機を集めて、高齢者のリハビリと子どもたちの伝承のための工房を郊外につくりたいとのこと。

まだまだ夢は広がっていきます。



おまけ。

時間を忘れてお話を聞くうち、手づくりの料理をいただいてしまいました。

焦がした小麦粉にお湯を足していただく料理。
と、粒味噌の和え物。

素朴だけど、美味しい。



ごちそう様でした。
お忙しいところご対応いただいた初美さん、えりさん、ありがとうございました!
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コメント
染織を学んでおり、織り機を探しております。
織り機のこと、問い合わせ先を教えていただけないでしょうか。
奄美の泥染めも体験したことがあります。現在、京都在住です。
どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by: sono  at 2011年08月17日(Wed) 23:52

大島紬を知っているとは、さすが。
こういう作り手のことを考えながら着られる着物っていいよね。
洋服だと「誰がこの糸を紡いだんだろう」なんて考えもしないもんね。
昔の人がものを大切にしたのは、そういうところからの影響もあったのかも、と思います。
Posted by: awa→小梅さんへ  at 2008年04月22日(Tue) 13:22

大島紬、本当に素敵だよね。

いいものを織り上げるのに、一年は平気でかかります。

一枚大島紬を持っているだけで、本当に重宝します。

素敵な体験をしたねウインク
Posted by: 小梅  at 2008年04月19日(Sat) 00:07