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ゲートボール連合+発達障がい=∞? [2008年02月29日(Fri)]

2月29日に開催された(財)日本ゲートボール連合主催の「地域における発達障害児に対する関わり方」勉強会に参加してきました。





日 時:2008年2月29日(金)13:00〜16:00

会 場:日本財団ビル2階第8会議室 (東京都港区赤坂1―2―2)

内 容:第1部 講演「発達障がい児と地域住民の関わり方」
          講師 国学院大学栃木短期大学 助教 佐藤 秋子氏 

    第2部 講演「教育行政からみた発達障がい児への対応」
          講師 栃木市教育委員会 生涯学習課長 小室 義博氏 

********************

日本財団の助成事業ではありませんが、今回は会場貸しという形でお手伝い。


日本ゲートボール連合では、「総合的な放課後対策推進のための調査研究」を文科省から受託し行っています。
2007年度は栃木との共催で、4回の活動が行われました。

今回はその報告と、今後の拡大に向けての勉強会。



報告を通し、「栃木だからこそ実現できた事業なのだ」としみじみ感じました。

栃木市による教育委員会への働きかけなど積極的な協力、
国学院大学栃木短期大学の佐藤秋子先生による専門的な指導、
佐藤先生のゼミ学生による当日サポート、
ゲートボール会員による当日の指導など、
各協力機関に理解のある人がいて、お互いの資源を提供しあえる関係づくりができている。

そして、その有機的なつながりを生み出せる、日本ゲートボール連合さんのコーディネート力に、いつもながら脱帽です。


詳細は「続きを読む…」をクリックしてください。

*************************

1.「放課後子どもプラン」と調査事業実施までの経緯
 (財)日本ゲートボール連合 事務局長 今川 啓一氏

・社会的弱者といわれる人のインクルージョンのツールとして、ゲートボールは有効だと考えている。
 (例:江戸川区のゲートボール協会における中国残留孤児の方々の受入など)
・活動を行う際、資源として必要なのが指導者。ゲートボール会員はその指導者として適役。


2.講演「発達障がい児と地域住民の関わり方」
 講師 国学院大学栃木短期大学 助教授 佐藤 秋子氏 

(2005年7月放送 TBS報道特集「うちの子は自閉症児」ビデオ上映)

・2007年11月〜2008年1月にかけ、4回実施。
・内容は、あいさつ(名刺交換)、じゃんけんで電車ごっこ(勝敗についてルールの理解)、トンネル遊びとボーリング遊び(球技に挑戦)、おやつ(トークン・エコノミー*)など。

*トークン・エコノミー …適切な行動が自発されたときに、できるだけ早く強化する方法。強化刺激としては、生理的な動機づけ(水や食べ物)、社会的な動機づけ(微笑みや賞賛)、文化的な動機づけ(絵や音楽)がある。(配布資料より抜粋)

・主催者側で心がけた事前準備としては、主に3つ。
 1) 当日立ち会うゲートボール会員への事前研修を行い、発達障がいについての理解を促す。
 2) 参加者を募ったら、子どもの特徴について保護者と学校関係者にヒアリングし、事前に把握しておく。(例:大きい音でパニックを起こす、人に触ることで安心する、など)
 3) 安全性を確保する。

・発達障がいを持つ子どもは、不測の事態に直面するとパニックを起こすため、参加者にも事前の準備をしてもらう。
 1) 前日までに予定表を私確認してもらう。
 2) 家庭で名刺を10枚記入してもらい、心の準備を行う。

・「構造化」が大切:
 構造化=要素を視覚化し、解りやすく整理すること。
 信号や道路標識などのサインも構造化のひとつ。
 例えば、プログラムの流れを絵で表にしておく。(文字で説明しても×)
 ゲートボールで、ボールがどう動けばいいかのラインを白線で引いておく。(「ボールをゲートにくぐらせる」では×)
 集合場所を白線で囲っておく(「ここに集合して」は×。「白い○に集合して」は○)、など。

・パニックになった時にひとりになって落ち着けるよう、段ボールで囲った場所を確保しておく。


3.講演「教育行政からみた発達障がい児への対応」
 講師 栃木市教育委員会 生涯学習課長 小室 義博氏

・参加者の募集は、手をつなぐ育成会、養護学校、ボランティア団体を通じて行った。

・地域子ども教室(2004〜2006にかけて文科省により実施された放課後の子どもの居場所づくり事業)を行い、健常児が入ってきたことで障がいを持つ親子が場から追い出されてしまったという声も聞かれる。
 強制的に出されたのではなく、親が自ら遠慮して引いてしまう。

・今回、専門家の協力と、地域(ゲートボール協会)の力を借りればこのような場づくりができる、ということを実証したかった。

*************************

他者とのコミュニケーションに困難をきたす発達障がい。
意思疎通ができないことで、ストレスを募らせ、自傷行為や他者への攻撃など二次障害が生まれる危険性もある。

早い発達段階で、他者との関わり方を学ぶことは重要で、その後の将来性を大きく左右する。


冒頭のVTRで重度の自閉症児を持つ母親がいっていた言葉が忘れられません。

あと10年はがむしゃらにがんばる。
10年経って、まだこの子が他の人に預けられるような段階まで達していなかったら、そのときは幸せな思い出を胸にして、2人で逝こうと思ってます



無理心中、児童虐待の背景にも、障害が原因での親の孤立や障がいに対する無理解があるのではないかという指摘もある。


親の孤立を避けるためにも、また直接接する機会がない人に発達障がいに対する理解を深めるためにも、このような取り組みが全国に広がっていくと良いと思います。

非常に勉強になりました。
講師の皆さん、日本ゲートボール連合の皆さん、ありがとうございました。
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コメント
>遠藤様、今川様

コメントをいただきありがとうございます。
全国、市町村など活動の規模は多々ありますが、つきつめていくと一家族・一人の障がい者を相手にどう関われるか、という問題だということを改めて感じました。
異分野のコラボレーションはいつも新しい発見があり、勉強になります。

こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
Posted by: 日本財団 粟津  at 2008年03月04日(Tue) 18:06

拝見しました、ありがとうございます。
今まで発達障害児には、いろんな児童我おり、それにかかわる家族の大変さをしり我々関係団体の指導者にも理解いただき、障害児とその家族とのコミュケーションを図る必要があると思います・
  今後ともよろしく。
Posted by: 遠藤容弘  at 2008年03月04日(Tue) 17:08

早速拝見しました。
今回の事業は、多くのスタッフに支えられ成功しました。
自分としても初めての領域に足をつっこみ、もがいています。ゲートボール普及の新しい手法のヒントをもらったようです。
Posted by: 今川 啓一  at 2008年03月04日(Tue) 11:43