秋の小千谷紀行 [2007年11月05日(Mon)]
結局、今年は一度も新潟に足を運ばないまま、冬が始まろうとしている。 そう思ったらなんだか無性に新潟の風景が見たくなって、同じ職場の友人を道連れに、小千谷の角突きの最終日を見に行ってきました。 千秋楽だけあって、すごい賑わい。観客席は満員です。 牛も興奮しています 3年前の震災で割れた「みまもり石」。 真っ二つに裂かれた割れ目が、地震のすさまじさを物語る。 復興のシンボルとして、「復興を見守る」という意味をこめて命名されたそうです。 変わったこと。 芒種庵に看板がかかっていたこと。 トイレが改修されていたこと。 山肌が以前よりも、草木で覆われていたこと。 おやじさん家に家族が一匹増えたこと。 屋内ゲートボール場すぱーく川口の周りが整地されて、家族連れがピクニックに来ていたこと。 変わらないこと。 闘牛に燃える人たちのまなざし。 観客席のおじいちゃんたちの訛り言葉。 東京よりも少し寒い、初冬の空気。 毎日の生活を当たり前に、大切に営む人たち。 新潟の景色は、行く度に少しずつ変化があって、でも変わらないものがある。 めまぐるしい東京の生活を抜けて新潟に行く度に、変わらないもの、場所があることに、どこか安心する。 突然の誘いにもかかわらず、つきあってくれた&愛車を提供してくれた心優しいひとたち。 ありがとう。 |