富士見丘小学校訪問1:授業でコミュニケーション能力を育てる? [2007年01月19日(Fri)]
東京は杉並区、杉並区立富士見丘小学校に行ってまいりました。 この富士見丘小学校、杉並区教育委員会の研究指定校として、2004年度から「演劇を取り入れた教育」に力を入れていらっしゃいます。 本日は、その研究発表会。 以前、日本財団の助成事業で行っている能楽の教室に立田先生が訪れた関係で、ご案内をいただきました。 職場は審査の時期、事業ファイルに溺れている最中ではありますが、芸術・教育関係の審査の参考にもなるかと思い、目をつぶってオフィスを後にして学校へ。 研究発表は、 1・授業公開 2・6年生による演劇発表 3・シンポジウム の3部構成。 授業公開では、国語や道徳、社会、理科の時間に「対話」や「会話」を取り入れた、学年ごとの授業の取り組みを教室内に入って見学させていただきました。 1年生から、2人1組になって、「相手の話を聞く」という練習をします。 「いいですね」という、相槌の打ち方。 「それもいいですけど、私はこう思いますよ」という、相手を尊重した上での自分の意見の伝え方。 1年生からこんな練習してたら、6年生はどうなるんだ…と、驚くほど高度な内容です。 そしてチャイムが鳴り授業が終わると、体育館での演劇発表。 ……こちらにまた、やられました。 長くなってきたので、演劇発表とシンポジウムの報告は、また後ほど。 |