浜名湖競艇場にて:今日の意味 [2006年07月30日(Sun)]
今回のイベントは、日本財団・B&G財団・日本科学協会・笹川スポーツ財団・マリンスポーツ財団・ゲートボール連合の共催。
競艇の売り上げを財源とする関連団体の、1年目の新人から役員まで大集結です。 前日の土曜日はスタッフの大半が昼過ぎから入り、ナイターの場外発売が終わり現金輸送車が出るまで待って、夕食も食べずに23時過ぎまで会場の下準備。 当日の日曜日は当日で、場外発売が始まるまでの時間を使って、邪魔にならないように15時前に潔く撤収。 貴重なレース非開催時間帯とはいえ、たった半日のために、経費と職員を出して、これほどまでしてやる意味があるのか? …答えは、きっとあるんだと思う。 しつこいようだけど、日本財団は競艇の売り上げを財源に活動しています。 ハンセン病患者の尊厳回復、災害支援、障害者の地域生活支援、郷土学… いくら大きなことを言っても、大切なことをしようとしても、競艇のお金がなければ何もできないわけです。 事業をしていく上で安定な財源を確保するためには、競艇ファンを増やし、理解者を増やさなきゃいけない。 じゃあ誰に支えてもらうか? 直結するのが、競艇場の周辺に住む人たちです。 確かに新聞広げてブツブツ独り言いってるおじさんが自分が利用する駅にいたら、怖いでしょう。 でも、その競艇場があって、舟券を買ってくれる人がいるからこそ、財団が活動できる。 当日ブースに立つのは、(外部からの協力者を除いて)アルバイトでもボランティアでもありません。 競艇の売り上げで仕事をさせてもらっている職員たちです。 本気で科学好きの子どもたちを育てたいと考えてる。 本気で海洋体験を通じて、たくましい子どもたちを育てたいと考えてる。 本気で日本を元気にしようと考えてる。 競艇のお金でどんな活動をしているのか、そのお金で給料もらってるのがどんな人たちなのか、顔をみて知ってもらいたい。 そして日頃の感謝の気持を伝えたい。 このイベントが無料なのは、そんな理由からです。 (…と、少なくとも私はそう思っています) …何はともあれ、疲れた…。 少し実家に立ち寄って、ひと呼吸、ひと休みしてきます。 |