先日、お世話になっている鳴門市女性センターの「ぱぁとなー」さんの推薦をいただき、
NPO法人徳島の働く女性を元気にする会花咲かねーさん企業組合“さんから「DV加害者更生教育プログラム」の活動を認めていただき、思いがけない寄付がありました。大変感謝です。地道な活動に花が咲いたようです。
早速、ⅮX被害者支援の一環である「ⅮX加害者更生教育プログラム」実施を、もっと広く必要な人に届くように、広報の「動画作成」に充てたいと思います。受講した加害者は「暴力をしない健全なパートナー関係を築く方法を誰にも教えてもらってなかった」と言っています。ぜひ当会へそう言う男性が参加できるように願っています。パートナーや女性に対する差別や虐待(暴力)をしない方法を学ぶことは、決して恥ずかしいことではありません。
「動画」は、9月末には「YouTube」にアップしたいと思います。ご期待ください。
なお、
NPO法人徳島の働く女性を元気にする会花咲かねーさん企業組合“さんは次のとおりです。(このネーミングは県知事さんが付けたそうです)
http://hanasakane-san.commail:takako@claret-net.com
mobile:090-8756-1124
皆様のご活躍を心からお祈りします。
また、その翌日には、奈良地裁の葛城支部にて、「ⅮXによって自死した娘さんに変わり、お母さんが、(娘さんの)加害者夫を提訴した裁判」がありました。傍聴のため徳島県から「家族を支えるネットワーク」(連絡先・ストップⅮXサポートの会)の方々や奈良の現地支援者など25名ほどが参加しました。
今回が裁判のメーンで、原告・原告証人と被告・被告証人に両方の弁護士と裁判官の尋問があり、娘さんのⅮXによる死亡がよくわかるものでした。また支部のため傍聴席が狭く詰め込み状態でしたが、被告の「ⅮX加害者」を間近に見ることもでき、彼は目を伏せ一度も傍聴席を見ませんでしたが、かなり原告側の女性傍聴者(応援者)にプレッシャーを感じていたのではないでしょうか。
尋問の中から見えてくるのは、自分の妻を一切愛しておらず、物として扱い、いたぶり続けたことです。彼にとっては妻より自分の親と家が大切だったのです。そして妻は愛を得ようとがんばり続けて力果ててしまったのです。
裁判長に言われて、最後に彼は「申し訳ありませんでした」と言ったのですが、法廷で自分のⅮX行為を認め謝りました。
法廷は女性原告に男性弁護士、男性被告に女性弁護士がつき、女性裁判長と言う多様性を感じました。今後は両弁護士と裁判長で審議が行われるそうですが、どういう判断が下されるのでしようか。
原告のお母さんは、嫁ぎ先により追い詰められた娘さんの自死により、怒りで苦しみ、カウンセリングを受けて生き延び、娘さんのⅮX被害を訴え続け、多くの女性たちの支持を得て、このたび起訴したのです。長い道のりでようやくここまで来たのです。本当に大変だったのです。でもあきらめないで、これからも私たちと一緒にがんばりましょう!
女性たちは、暴力を許さないのですから。